ユヴェントス、GKシュチェスニーとの契約解除を発表…7年間で252試合出場、8つのタイトル獲得
ユヴェントスは14日、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約を双方合意の上で解除することを発表した。 現在34歳のシュチェスニーは2006年にアーセナルの下部組織へ加入し、2009-10シーズン途中にトップチームデビューを飾った。ブレントフォードへのレンタル移籍を経験しつつ、公式戦通算181試合でゴールマウスを守ると、2015年夏にはローマにレンタル加入。2シーズンに渡って正GKとして活躍し、2017年夏にはユヴェントスへの完全移籍加入を果たした。 初年度から公式戦21試合に出場すると、翌2018-19シーズン開幕前には元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン氏が長らく背負っていた「1番」を継承。昨シーズン終了までの期間に公式戦通算252試合に出場し、セリエAとコッパ・イタリアで3度、スーペルコッパ・イタリアーナで2度優勝を経験するなど、正守護神として数多くのタイトル獲得に貢献した。 昨シーズンも公式戦35試合に出場したシュチェスニーだったが、ユヴェントスが今夏の移籍市場でイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴーリオをレンタルで獲得したこともあり、退団の可能性が報じられるように。結果的には2025年6月末までとなっていた契約を1年前倒しで解消し、今夏にクラブを去ることが決定した。ユヴェントスはクラブ公式サイトにて次のように綴っている。 「彼は非常に献身的な選手であり、誇りとプロ意識を持ってユニフォームに袖を通した男として常に記憶されるだろう。これまでありがとう。今後の幸運を祈っている!」 新シーズンの開幕を目前に控えたなかでフリーエージェントとなり、新天地を探すこととなったシュチェスニー。一部メディアでは現役引退の可能性も囁かれており、今後の決断には大きな注目が集まる。
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