フィリップ・リムが「3.1 フィリップ リム」退任、新事業スタートへ
フィリップ・リム(Phillip Lim)が、自身の名を冠したブランド「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」から退くと発表した。2025年春のコレクションがフィリップにとって最後のコレクションとなる。 【画像】ラストコレクションのフォトギャラリー
フィリップは11月13日、「私たち Phillip Limと Wen Zhouは、お互いへの大いなる敬意と感謝の念を込め、3.1 Phillip Limでの長いパートナーシップを終了することを決断しました」と発表。続けて「ブランドが新しい章へと歩みを進めるにあたり、これまで築き上げたものと、本物のコミュニティの強さに大変誇りを感じています。共有するビジョンと努力によって、私たちは独立を保ちながら、絶え間なく変化し挑戦を続ける業界で驚くべき成功を収めることができました」とコメントを残した。フィリップは退任後、新事業をスタートする予定。ビジネスパートナーであり共同創業者のウェン・ゾウ(Wen Zhou)は、CEO兼経営者としてブランドに残る。 フィリップは1973年にタイで誕生し、その後アメリカへ移住。ロサンゼルスで「ディベロップメント(development))」をスタートし、オーナー兼デザイナーとして活動した。2005年にウェン・ゾウと共に「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」を設立し、2006年秋冬ニューヨーク・ファッションウィークでデビュー。「CFDA ファッションアワード」では、2012年にスワロフスキー賞のメンズウェア部門に選出、2013年にアクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。