共働きなので夫と子どもの手作り弁当は「冷凍食品」がメインです。時短のために活用していますが、栄養バランスは偏ってしまうのでしょうか?
配偶者や子どものお昼ご飯として、弁当を作っているという人もいるかもしれません。手作り弁当にすることで外食やコンビニ弁当を買う場合に比べて節約になるケースがあります。 しかし、共働きの世帯だと弁当を作る時間が限られてしまうことが考えられます。そのような中で、冷凍食品がメインになっていることが気になり、時短と栄養バランスの両立方法に悩む人もいるでしょう。 今回は、手作り弁当に冷凍食品を使うと、栄養バランスが偏ってしまうのかをご紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
弁当に冷凍食品を使うと栄養バランスが偏ってしまう?
結論として、弁当に冷凍食品を使用したからといって、必ずしも栄養バランスが偏るとは限らないでしょう。栄養が偏ってしまうのは偏った食生活が原因であり、同じ食べ物を食べ続ければ、冷凍食品でなくとも栄養バランスは偏ってしまいます。 冷凍食品には主食だけでなく主菜や副菜、野菜・果実なども展開されています。また、一般社団法人日本冷凍食品協会によれば、市販用冷凍食品には栄養成分の表示が義務づけられているため、栄養管理もしやすく、組み合わせ次第ではバランスもとりやすいでしょう。 さらに、食べ物を冷凍した場合も、品目にもよるとはされていますが、おおむね1年間は最初の品質が保たれることが明らかにされています。そのため、通常の食材と冷凍食品で著しく栄養の差が生まれることはほとんどないと考えられます。 ただし、長期間家庭用の冷凍庫で保存している場合は、冷凍庫の頻繁な開閉による温度の変化で品質の低下が起きる可能性があります。冷凍食品は購入してから2~3ヶ月を目安に使い切るとよいでしょう。
弁当を手作りする場合にかかる費用は?
株式会社ニチレイフーズが実施した調査によると、弁当を作るのにかける経費は1個あたり222.3円が全国平均となるようです。 ただし、使用する食材や弁当の量などによって金額が変動する点には注意しなければなりません。上記はあくまでも目安であるため、実際にいくらかかっているのかが気になる場合は、一度計算してみるとよいでしょう。