【MLB】オリオールズ・ヘンダーソン メジャートップに並ぶ18号はチームを勝利に導く勝ち越し満塁アーチ
【レッドソックス1-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間5月30日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのレッドソックス3連戦の最終戦を迎え、6対1で勝利。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。オリオールズ先発のコービン・バーンズは7回108球を投げて被安打3、奪三振5、与四球3、失点1(自責点0)の好投で5勝目(2敗)をマーク。レッドソックス先発のカッター・クロフォードは6回4安打5失点で4敗目(2勝)を喫した。 【動画】オリオールズのガナー・ヘンダーソンが18号グランドスラムを放つ(MLB.comより) 2回表に守備のミスで先制を許したオリオールズは、直後の2回裏にすぐさま反撃。二死1・2塁からラモン・ウリアスのタイムリーで追いつくと、ジェームス・マッキャンが四球を選んで満塁となり、ガナー・ヘンダーソンの18号グランドスラムで勝ち越しに成功した。先発のバーンズが好投を続けるなか、7回裏にはウリアスの2号ソロで貴重な追加点をゲット。8回表は2番手のダニー・クーロム、9回表は3番手のディロン・テイトが無失点に抑え、6対1で勝利した。 ヘンダーソンは本塁打王争いでカイル・タッカー(アストロズ)に並んでメジャートップタイに浮上。18号アーチはキャリア2本目のグランドスラムとなり、チームを勝利に導く貴重な一発でもあった。また、ヘンダーソンはこの一発で通算50本塁打に到達。23歳になる前に50本塁打を放ったのは、ブーグ・パウエル、エディ・マレー、マニー・マチャドに続いて球団史上4人目の快挙となった。現在はシーズン54本塁打ペースでアーチを量産しており、球団記録(2013年のクリス・デービスの53本塁打)を塗り替えるチャンスもある。どこまで数字を伸ばせるか注目だ。