大塚 愛 ニューシングル「私」に込めた思い「女性に勇気を」
地元大阪に帰ってきた大塚 愛に語ってもらった
大塚 愛 ニューシングル「私」に込めた思い「女性に勇気を」 撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
「今、私をもっと生きよう」──。大塚 愛の約2年9カ月ぶりのニューシングル「私」(2月15日リリース)はベストセラーの「アドラー心理学」解説書を原案にしたドラマ「嫌われる勇気」の主題歌で、「今、私が」前向きに生きる、一歩前に進むための勇気をもらえるような1曲だ。「働く女性に人の目を気にしないで自分と向き合いながら、日々戦っていってほしい」。無人のピンクベージュの都会を独り歩くミュージックビデオからは「今、女性の私が」歩き続けていく、そんな強い決意も感じられる。地元大阪に帰ってきた大塚 愛に、ニューシングルに込めた思いや制作秘話、曲作りの楽しさなど語ってもらった。
ビルボードでのライブはいかがでしたか?
──大阪におかえりなさい。ビルボードでのライブはいかがでしたか? ビルボードは2回目でしたが、前にやったときには風邪でほぼ記憶がなかったせいか、小屋が自分が記憶していたのと全然違って、懐かしいと思って行ったのに、こんなんだったかなと、そんなことを思いながらやらせていただきました。 (大阪は)「AIO PIANO vol.4」の1回目だったので、どうなるかわからない状態でいろいろ探りながらでしたが、長年応援してくださっている方が多かったのか、何があっても優しい雰囲気で対応してくださってありがたかったです。 ──大阪は愛さんの地元、戻られたときはどんな感じで過ごされます? 短大からの友達で、私が「嫁」と呼んでいる友達の所にいって、「夫」感で過ごしています(笑)いろいろお世話してくれます。
約2年9カ月ぶりのニューシングル「私」
──関西でも、愛さんがフジテレビ系ドラマ「嫌われる勇気」の主題歌を歌われているとすでに話題になっていますが……。 え、話題に……ほんとですか? もっともっと話題にしてください(笑) ──その主題歌である「私」が2月15日に約2年9カ月ぶりのニューシングルとして発売されました。どんな思いを込めて作られました? ドラマの主題歌ということでドラマにすべてを捧げなければ成立しないと思うので、ドラマの世界観、オーダーされた意図や意向に応えることを考えて作りました。 ──歌詞がすごく印象的で。一歩踏み出す「勇気」をもらえるような……。 ほんとですか? プロデューサーさんの意向が「勇気を持てるような曲」だったんですが、私は正統派の言葉が苦手なんですね、なので聴いていただいて総合的にそういう感情を抱いていただけたらというところを目指していこうと思って。これは蘭子さん(香里奈が演じる刑事、庵堂蘭子)の気持ちや生き方を想像してこうやって生きてきたのかなと、書かせていただきました。 ──自分の生き方とかぶる部分はありますか? 若かりし頃が近いですね。社長だろうが下だろうが関係ないというかバイトの店長や短大の先生にもえらそうな口をきいて怒られるタイプでした(笑)