堂本光一、最後の『Endless SHOCK』で“見た目で入場拒否”疑惑ポストが物議…問い合わせに「製作会社・東宝」が見せた姿勢
11月29日、「KinKi Kids」の堂本光一が作、構成、演出、主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』(以下、『SHOCK』)が帝国劇場で大千穐楽を迎えた。 【画像あり】「観劇できなかった」物議を醸した『SHOCK』にまつわる投稿 故・ジャニー喜多川氏のモットー“Show must go on”をテーマに、2000年から上演された『SHOCK』シリーズは長い歴史を誇る。そして、今回の公演は特別な意味を持っていた。 「2025年からの帝国劇場の建て替えを受け、この2024年で終幕するのです。ラスト公演とあって、4~5月は東京の帝国劇場、7~8月は大阪の梅田劇場、9月は福岡の博多座、そして、11月に再度帝国劇場と、光一さんは1年かけて全国各地の劇場で公演をおこないました」(芸能記者) 特に11月の帝国劇場公演は注目度も高く、連日盛り上がりを見せた。 一方、公演期間中、Xでは劇場入場時の本人確認をめぐるあるポストが注目を集めた。11月26日に投稿されたものだが、現在は削除されている。そのポストにはこうつづられていた。 《祖母がEndless SHOCK行って顔写真付き証明書がないから当落すぐくらいから書類準備して楽しみにしてた。記載してある年齢と見た目に差があり観劇できなかったと。高齢だからスマホ見ないと答えられないこともあり、それも疑われたとのこと》 『SHOCK』を製作している「東宝株式会社」は公式ホームページで、チケットの不正転売対策として、11月の帝国劇場公演を含めて同社が必要と判断した公演のすべての観客に対して、入場時に身分証明書による本人確認を実施することを告知していた。 必要な身分証明書としては、運転免許証やパスポートなど顔写真つきであれば1点、学生証や住民基本台帳カード、年金手帳など顔写真がないものであれば2点必要だと記載されている。 「ポストからは投稿者の祖母がどんな書類を用意していたのか、そもそも正規購入者だったのか否かなどの詳細はわかりませんが、見た目と身分証明書の年齢にかなりの乖離があったのでしょう。 たしかに最近では、不正転売の際に身分証明書を同時に貸し出すという手口も出てきているようですし、顔写真つきでなければ、それが本人のものかどうかを判断するのは難しい。 ただ、投稿者の祖母が正規購入者だった場合は、あまりに酷い対応と言っても過言ではないでしょう。東宝は入場拒否の場合は『返金しない』と明示しており、ただ観劇できなかっただけでなく、お金も戻ってこないのですからね」(前出・芸能記者) この投稿を機に『SHOCK』の本人確認システムに対する不満の声が続出。X上では《なんのための本人確認書類だ》《不公平だ》《係員によって対応違うのはどうなん》といった批判が寄せられており、物議を醸していた。 「本人確認の実施は劇場スタッフの判断に委ねられるようですが、SNSでは厳しい日があったり、緩い日があるなど、日によって“差”があることを指摘する声もあがっていたんです」(前出・芸能記者) 11月26日の公演で、書類に記載された年齢と見た目が合わないことを理由に入場拒否したことは事実なのか。本誌は東宝に対し、削除されたポストの内容を明示したうえで問い合わせた。東宝の広報は「折り返し連絡する」と話したまま、最終的に期限までになんの回答はなかった。 光一は、12月1日のInstagramで、最後の“階段落ち”の写真を投稿し、明るい表情を浮かべていた。観劇を楽しみにしていたすべての人々の心も晴れやかだといいが……。