お値段は1人「6万円」…“女王”松田聖子を超える今冬 「ディナーショー」最高額チケットの「大御所歌手」とは
松田聖子(62)がディナーショー月間に入った。毎年恒例のグランドプリンスホテル新高輪(東京・港区)に加え、今年は初めてホテルニューオータニ(同・千代田区)でも開催される。 【写真をみる】過去には「10万円チケット」も! 高額ディナーショー開催「大御所歌手」5人の名前 ***
デイリー新潮は10月19日配信の「『シングルサイズの部屋で23万円』 松田聖子のディナーショー、宿泊付きチケットに『高過ぎる』の声」で、チケット代はディナーショーのみで1人5万2000円、宿泊付きは1室2名で22万8700円にもなると報じた。 業界関係者は言う。 「12月29日にニューオータニで開催されるディナーショーのチケット代は新高輪と同じく1人5万2000円ですが、“良席確約”と銘打たれた宿泊付き1室2名は最低でも24万3000円 、スイートでは29万8000円にもなります」 およそ30万円である。 「彼女が東京・紀尾井町のホテルニューオータニでディナーショーを行うのはこれが初めて。系列の大阪や長岡などでは開催してきましたが、今年はニューオータニの開業60周年記念ということで決まったようです」 なぜこれまで開催されなかったのだろう。 「ニューオータニといえば、1985年6月に聖子と神田正輝さん(73)が結婚披露宴を挙げたホテルで、“聖輝の結婚”と呼ばれました。二人は12年後の97年1月に離婚してしまいましたから、その影響があったのかどうか……。それよりも、92年以来、彼女は新高輪プリンスホテル(現・グランドプリンスホテル新高輪)でのディナーショーが恒例となったということが大きかったのでしょう」 “ディナーショーの女王”とも言われる聖子だが、やはりチケット代も最高額なのだろうか。
元祖は五木ひろし
「チケット代のみで言えば、上には上がいます。同じくニューオータニで開催されるディナショーを見ると、12月19日の玉置浩二さん(66)や23日のさだまさしさん(72)、24~25日の高橋真梨子さん(75)は、いずれも5万5000円です。もっとも、今年もNo.1は五木ひろしさん(76)でしょう。クリスマスイブにザ・プリンス パークタワー東京で開催されるディナーショーのチケット代は6万円です」 五木が演歌界の大御所であることは言うまでもないが、なぜそこまで高額なのだろう。 「実は、日本のホテルで初めてディナーショーを行ったのが五木さんなのです。アメリカのラスベガスのホテルでショーを行った際、豪華な演出や食事などに衝撃を受け、日本でもやりたいと思ったそうです。ディナーショーの先駆者ということで格付けが違うわけです。聖子の場合、チケットが5万円を超えたのは数年前のことで、長らく4万円台後半を続けていました。やはりちょっと遠慮しているのだと思います」 これまで6万円を超えたチケットはないのだろうか。 「演歌を含む歌謡界では聞いたことがありませんが、ジャンルが異なればさらに高額のディナーショーもありました。たとえば、2019年、五木さんのディナーショーは5万5000円でしたが、ロック界の大御所・矢沢永吉さん(75)のディナーショーは6万5000円で最高額に。また、フォーク界では松山千春さん(68)が08年に10万円ディナーショーを開催したことがあります」 フォーク歌手ながらロックンローラーのような人である。