小池都知事が記者会見11月27日(全文1)後戻りさせてはいけない
東京都の小池百合子知事は27日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「今後、重症患者数の増加が見こまれる」(2020年11月27日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「今後、重症患者数の増加が見こまれる」(2020年11月27日) ◇ ◇
感染状況は一番上の赤、医療提供体制は2番目のオレンジ
小池:それではお願いします。 TOKYO MX:知事の定例会見を始めます。今月幹事社のTOKYO MXテレビ、相模です。よろしくお願いします。冒頭、知事の発言お願いします。 小池:ちょっとごめんなさい。今日は私のほうから3本ご報告がございます。まず最初がコロナであります。きのうの重症者、60人という数字でございました。一日も早くご回復されることを心から願っております。新規陽性者数が481人。その目安が3日前の検査実施件数となっております。これが2506件。それから新規陽性者数ですが、65歳以上の高齢者が83人ということであります。感染状況は一番上の赤で、医療提供体制は上から2番目ということで、オレンジ色。 コメントとすれば急速に感染が拡大していて、極めて深刻な状況になる前に感染拡大防止策を早急に講じる必要がある。また今後、重症患者数の増加が予想され、通常の医療体制との両立が極めて困難になると思われる。このような大変厳しいコメントをいただいております。皆さまの命を守る、そのために今、あらゆる対策を講じていくことが何よりも重要であります。感染拡大を食い止めていくためにも、あらためてこちら、「感染対策 短期集中」で取り組む、このような考えでございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
「5つの小」を合言葉に
あらためて皆さまにお願いするわけでございますけれども、あらゆる場面において、外であろうが家であろうが、手洗い、それからマスクの着用といった基本的な感染の予防策に加えまして、小まめな消毒や換気、これを徹底していただきたいと存じます。また、できればできるだけ不要不急の外出を控えていただいて、外出する場合でも対策を万全にしてください。特に会食でありますけれども、重症化リスクの高いご高齢の方、それから基礎疾患のある方、こうした方々と同居されているご家族は、高齢者の方だけではありません、ご家族もできるだけ参加を控えていただくということ、これを皆さま方にあらためて申し上げます。 それでも参加される場合、その場合は「5つの小」を合言葉に感染の防止対策をよろしくお願い申し上げます。これ、途中から。小人数で、それから小一時間、小まめに消毒、マスク、換気、小皿、小声でということで、最後、医療関係者の皆さんへの「こころづかい」ということで、「5つの小」と、そして最後「こ」、「こころづかい」の「こ」であります。 あす28日0時から営業時間短縮を要請いたしています。今夜になりますね。事業者の皆さま、数度のお願いになっておりますけれども、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。虹のステッカーの掲示でございますけれども、これをあらためて、その宣言がなんであったかということをご確認いただきながら、継続的な感染防止対策の実行、確認、よろしくお願いを申し上げます。 また、お客さまに対して協力を呼び掛けるというのも、なかなか相手によっては大変なときがあるということでございますので、これについては、こちら、ポスターを作っております。このポスターを用意しておりますので、お店で感染対策へのご協力をお願いしますと。長時間の会食、大声での会話、避けてください。食事中以外はしっかりマスクを着けましょうといったことを、これを差し出すことなどで勧めていただいて、やはりお店側の対策、事業者側の対策、これをセットでいかなければならないということであります。お店の方々にそれを、利用者にお声掛けしやすくなるような、そのようなきめの細かい対策を都としても進めているところでございます。