小池都知事が記者会見11月27日(全文3完)最初からそういう設計ではなかったか
東京都の小池百合子知事は27日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「今後、重症患者数の増加が見こまれる」(2020年11月27日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「今後、重症患者数の増加が見こまれる」(2020年11月27日) ◇ ◇
詳細なデータを示して理解を得る考えはないのか
東京新聞:東京新聞の岡本です。2点伺います。1点目なんですが、時短営業についてなんですが、先ほども時間で午後10時までということについて、前回の午後8時までとの比較でご説明いただきましたけども、負担を強いられる事業者からは前回、一度目、二度目の時短営業の検証結果だったり詳しいデータだったりを示してほしいという声もあります。この辺の前回の検証の結果だったり、また、現在の感染状況を踏まえて、例えば午後10時以降の感染が多いとか、それから実際に家庭内が多い中で、会食から持ち込まれているケースがどのぐらいあるかとか、そういう詳しいデータを示して理解を得ていくような考えはないのか、まずはこの1点目、お願いします。 小池:まずデータでありますけれども、これらについては専門家の先生方、また、東京iCDCのほうでさまざまな分析をお願いしているところでございます。それらのことも、明確なレポートなどについてはまとめているところではございますけれども、これまでのさまざまな実施してきたことや、また、感染の拡大の傾向、さらには経済の観点から、お店の方々のさまざまなご意見等々も含めて、両方から考えることといたしております。それによって午後10時というのは妥当だというふうに考えております。 東京新聞:もう1点なんですが、先ほどから出ているGo To トラベルについてなんですが、国への要請とかとは関係なく、そもそもGo To トラベルが都内への感染状況にどのような、都民とか都内の感染状況にどの程度の影響を与えているというふうに知事は評価されていらっしゃるんでしょうか。 小池:日々のさまざまなレポート、報告などを考えていますと、人の動きが明らかに増えているということは事実であります。現実に他県などから流入も多いわけでございますし、その逆もあると。よって入りと出と一緒に考えるべきであって、これは全国的なものだからこそ国が考えるべきだ、ましてや一番最初からそういう設計ではなかったのかということであります。そのことを申し上げているわけです。 東京新聞:確認ですけれども、都内の感染状況にも影響があるからこそ国として判断してほしいという、そういう趣旨でよろしいのでしょうか。 小池:出と入りは国が判断すべきことと考えております。どうぞ。最後です。