【ボート】末永和也が桐生ルーキーS制覇 イン逃げ完勝「チャンスをモノにできて良かった」
「ルーキーシリーズ第21戦」(7日、桐生) 1号艇の末永和也(25)=佐賀・124期・A1=がインから逃げ切って完勝。8月児島ルーキーシリーズ以来、通算11回目の優勝を飾った。2着は4号艇の高井雄基(愛知)が4コースからさばいて入り、3着は砂長知輝(埼玉)。3連単は3540円だった。 ホームのからつから最も遠い桐生でも、末永が最後まで主役としての役割を果たした。優勝戦はインからコンマ17のスタート(S)を全速で踏み込み、1マークで先マイすると一気に突き放した。「(前田)翔がすごく伸びていたので、Sを行かないとまくられると思った。久々の優勝だし、緊張した。桐生にはあまり来ることがないし、チャンスをモノにできて良かった」と胸をなで下ろした。 次節はSG・グランプリシリーズ(17~22日・住之江)。「住之江が初めてだし、どんな感じなのかな」と不安も吐露したが「若松のクラシック(2025年3月25~30日)に出たい。優勝したら権利がもらえるんですか?頑張ります」と意欲も十分。2023年九州地区選でG1初Vを決めた思い出の水面でのSG参戦へ向けて、今回を絶好のステップにする構えだ。