厚皮派?薄皮派?餃子の皮論争するなら、この名店5店を食してからだ!
厚皮派?薄皮派?餃子の皮論争するなら、この名店5店を食してからだ!
もっちりとした「厚皮」、サクっとパリッとした「薄皮」、餃子界には大きな2つの勢力があり、いつも議論が絶えない。餃子ファンの方々も、どちらが好みか一家言あるはずだろう。今回は「東京餃子通信」編集長の塚田亮一氏が、「厚皮」「薄皮」それぞれの銘店を推薦してくれた。さて、どちらが食べたくなるかな?
【厚皮派】皮も餡もシンプルが身上。東京・三鷹『餃子のハルピン』
東京・三鷹にある『餃子のハルピン』、皮は粉と水だけというシンプルさ。半日寝かせることで弾力が生まれ、モチモチになる。店主の二宮さん曰く「秘密がないシンプルなもの」とのこと。
たっぷりの肉には厚皮がベストマッチ!
餡は二宮さんの故郷、中国・ハルピンに倣って、基本は豚肉と調味料のみ。そこに大葉やトマト、海老、ニラなど11種類の具材を入れる。ガブリと噛むひと口目の噛み心地の痛快さ、噛むほどに餡と皮の旨さが絶妙なハーモニーを奏でる。至福の厚皮を堪能しよう。
「餃子のハルピン」皮データ
<材料> 強力粉、薄力粉を半々。粉オンリーで後は水のみ。やや硬めに練り、半日寝かせる。直径100mm。 <包み方> 包む直前に野菜を餡に入れ、真ん中を閉じる。さらに両脇を指の腹で押さえて閉じる。 <餡とのバランス> 餡は肉が多めで大葉やトマトなどは少なく、皮の食感と肉の食感のバランスが良い。皮の厚み中央3~4mm、外側1mm。
塚田氏のつぶやき
「油を引かずに焼くので皮本来の味が楽しめます。鶏ガラスープをしっかりと吸わせた、ジューシーな肉餡も最高」。 【DATA】 餃子のハルピン 住所/東京都三鷹市下連雀3-31-8 電話番号/0422-42-8030 営業時間/11:30~14:30(L。O。14:15)、17:00~22:00( L。O。21:45)、日曜17:00~21:30(L。O。21:10) 定休日/水曜(第3週の火~木曜は連休) 。