なぜ呼ばれない!? 日本代表に招集したかった選手(6)とにかく呼ぼう!? 成長が半端ない20歳の怪物
FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表は、11月シリーズを連勝で終え、W杯出場に大手をかけた。現在の森保ジャパンのレベルの高さは誰もが認めるところだが、一方で、ファンの間で「なぜ呼ばれない?」と議論の対象となる選手も存在する。今回は、日本代表に招集したかった選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。
DF:チェイス・アンリ 生年月日:2004年3月24日 所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ) 24/25リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト 20歳のチェイス・アンリは、日本サッカー界が最も期待を寄せる若手センターバックの一人と言っても過言ではない。 並外れた身体能力を武器に対人守備で圧倒的な強さを発揮するチェイスは、尚志高等学校在学中の2021年、U-23アジアカップ予選のU-23カンボジア代表戦に17歳で出場し、その才能を早くから示した。 高校卒業後はJリーグのクラブと契約せず、すぐにドイツのシュトゥットガルトに加入。セカンドチームで2年間経験を積み、今シーズンからトップチームに昇格。 すでにブンデスリーガで8試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4試合に出場しており、20歳という若さでドイツの名門クラブでコンスタントに起用され、期待はますます膨らんでいる。 今回の日本代表では、冨安健洋、伊藤洋輝、谷口彰悟といった主力センターバックが負傷により不在だった。インドネシア戦では最終ラインがやや不安定だっただけに、チェイスをこのタイミングで呼んでみるのも一つの手だっただろう。 チェイスはアメリカ人の父と日本人の母を持ち、現在も代表選択の権利を保有している。これまで世代別の日本代表に出場してきたが、A代表での公式戦に出場するまでは、アメリカ代表を選ぶことも可能だ。 本人の意向は分からないとしても、日本サッカー界としては、チェイスが日本代表を正式に選択することで安心感を得られるはずだ。そのためにも、早期A代表デビューを望むファンは多いのではないだろうか。
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