【フィギュア】住吉りをんがインカレ初制覇「優勝したい気持ちがすごく強かった」
<フィギュアスケート:日本学生氷上競技選手権>◇7日◇山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ◇女子7・8級フリー 【写真】表彰台に立つ(左から)三宅、住吉、河辺 明治大3年の住吉りをん(21)が、フリー127・89点の総合192・29点で初優勝を果たした。 全国中学校スケート大会(全中)、全国高等学校スケート選手権大会(インターハイ)に続く学生タイトル獲得。「インカレで優勝したい気持ちがすごく強くてその分緊張したけど、楽しく滑れたと思います」と声を弾ませた。 冒頭から幅のあるダブルアクセル(2回転半)を決めると、3回転ループ、3回転サルコーで加点を付けた。スピンやステップシークエンスでも最高のレベル4をそろえる好演。「今季はあとちょっと耐えきれないやりきれないことがあったので、反省を生かしてまとめられた」とうなずいた。 新年最初の競技会で弾みを付け、シーズン終盤戦に挑む。今月中旬にはFISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ(13~23日、イタリア)に出場予定。昨年末の全日本選手権の直前に腰痛を発症してスロー調整が続いていたが、「4日くらいしか調整できないけど、しっかり詰めて、少しでも体力不足を回復していけたら」と前を見据えた。 三宅咲綺(岡山理大)がSPから1つ順位を上げて2位、河辺愛菜が3位だった。四大陸選手権(2月・ソウル)代表の松生理乃(ともに中京大)は7位だった。