梅キムチに甘い梅干しおにぎり!?今井真実さんの韓国&台湾梅リサーチ旅レポート
飛行機の中で、号泣していたら、横の座席に座っていた女性がティッシュをくれました。優しさが心に染みてさらに泣けてきました。
TSUTAYAも発見。おしゃれな梅酒が売られていました。
LEEも発見! ちょうど私が載っている号です。しかも梅仕事の記事だったので、友人のケティにお土産に買いました。
台湾で梅のものを想像した時に一番最初に思い浮かべるのは「酸梅湯」です。フードコートやスタンドでも売られているほど中華圏では身近な飲み物で、中国や、台湾に行かれたことのある方なら、ご覧になったことがあるかもしれません。 黒くてちょっとコーラっぽくて……この独特のお味は、梅が原料の「烏梅(ウバイ)」とさまざまな漢方食材と共に配合して作られています。 元々、梅は中国から日本へ伝わったとされています。それは梅の果実そのものではなく「烏梅」に加工されたものでした。烏梅は青梅を、燻製して乾燥させて作られたものです。梅は漢方食材として使われているほど、パワーフードとしても台湾で認識されています。 実は私、今回が初めての台湾。 オーストラリアで知り合った台湾の友人ケティに再会すべく訪れたのです。私は、彼女にいつも梅への熱い想いを語っていたので、台湾の梅をたくさん集めてくれていました。 ただ一口に「梅」といっても、品種も色々。韓国での梅は日本の南高梅に似た品種でしたが、台湾では少しサイズが小さいようです。 そして、韓国と台湾で共通しているのが「プラム(すもも)」と「梅」が混在していること。粉砂糖がまぶしてある台湾のお土産の定番「奶梅」はすももが使われているようでした。 どちらの国も甘く加工することが多いので別段、問題ないのかもしれません。特に台湾は、味付けを変えてドライやセミドライに加工しているものが多かったです。
台湾の海苔巻きとおにぎりの具の梅は、甘酸っぱい!
台湾ではテイクアウトの日本食もいくつか購入して食べてみました。 梅が巻いてある海苔巻きと、おにぎり。どちらもしょっぱい梅ではなく甘酸っぱい梅が使われていました。ふしぎと台湾の空気感にこの味が合っているように思えました。甘いので軽食やちょっぴりおやつ感がありますね! しかし、赤紫蘇はちゃんとしょっぱかったです。ちなみにどちらも甘い酢飯でした。