【MLB】 バーンズを失ったオリオールズ フラハティとの再合流に前向きか
コービン・バーンズ争奪戦に敗れ、エースを失ったオリオールズは代替案としてジャック・フラハティの獲得にシフトしているという。「ジ・アスレチック」が報じている。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 29歳のフラハティは今季、タイガースとドジャースで復活のシーズンを送った。28先発(162イニング)で13勝7敗、防御率3.17、194奪三振の好成績を残し、ドジャースの世界一に貢献。オフシーズンに入ると、地元球団のドジャースへの復帰を希望していたが、ドジャースはブレイク・スネルと5年契約を結び、再契約の可能性は低くなっていた。 オリオールズは今オフ菅野智之を獲得したものの、バーンズを欠いた今、エースの不在に直面している。先発ローテはザック・エフリン、グレイソン・ロドリゲス、ディーン・クレイマー、菅野、トレバー・ロジャースという陣容で、プレーオフを勝ち抜くには心もとない。フラハティは今FA市場に残っている投手の中では最高の先発投手だ。まだ29歳と若いフラハティは、5年契約を希望しているとされる。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では5年1億1500万ドルの契約が予測されている。 フラハティがオリオールズと契約すれば、古巣復帰となる。フラハティは2023年のトレードデッドラインでカージナルスからオリオールズへ移籍。しかし、その時は9登板で防御率6.75と散々な結果に終わった。ただ、その短期間の不振が双方に悪いイメージを残しているということはなく、双方は再会に前向きだと関係者は語っているという。