韓国人内野手キム・ヘソン タイムリミットまで24時間切るも「現在、米メディアは静か」と母国報道
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す韓国プロ野球キウムの金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)の交渉期限が3日、24時間を切った。まだ、メジャー球団との契約には至っておらず、去就に注目が集まっている。 【画像あり】大谷デコピンから年賀状 背番号「17」を意識!?郵便番号は架空の… キム・ヘソンは昨年12月5日にポスティングされ、MLB各球団との交渉が解禁となった。交渉期間は30日間のため、日本、韓国時間4日午前7時が期限だが、契約合意に至ったというニュースはまだない。 韓国メディア「スポーツ朝鮮」はキム・ヘソンについて「決定が差し迫らなければならない時期だ」としながらも「現在、アメリカのメディアは静か。キム・ヘソンの契約に関し、具体的に更新されたニュースはない」と米メディアが何も報じていないと紹介した。 同メディアによると、キム・ヘソンは「いくつかの球団の公式オファーを受けた」というが「提示された契約規模が期待ほど大きくはない」と条件が希望を満たしていないことから契約合意に至っていないという。 ただ、昨オフ、同様にポスティングシステムを使ってLGツインズからメジャー挑戦をしたコ・ウソク(現マーリンズ傘下)はパドレスと交渉期限7分前に合意に至った例もある。キム・ヘソンがどのような決断を下すのか。注目が集まっている。 2017年にキウムでデビューしたキム・ヘソンは走攻守3拍子揃った選手として知られ、韓国プロ野球で通算953試合に出場し、打率・304、37本塁打、386打点、211盗塁を記録。今季は127試合で打率・326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。二塁手の守備賞を獲得した。 韓国プロ野球界からは李政厚(イ・ジョンフ)も昨オフ、ポスティングシステムを利用してキウムから6年総額1億1300万ドル(約176億3000万円)の大型契約でジャイアンツに移籍している。