万博リング、閉幕後の再利用について21日に説明会 大阪府木材連合会など参加募集
2025年大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根(リング)の閉幕後の再利用方法について、大阪府木材連合会と万博を運営する日本国際博覧会協会は21日午前10時から、大阪木材会館(大阪市住之江区)で説明会を開催する。再利用に関心がある自治体や関係団体などが対象。 会場予定地(同市此花区)に建設された世界最大級の木造建築物であるリングには、約2万7千立方メートルの木材が利用されているが、閉幕後の部材などの利用方法が決まっていない。そのため説明会では、リングの詳細な構造や可能と考えられる再利用の方法などを説明し、再利用への参加を促す。 同連合会は「リングの再利用を通じて建物の〝いのち〟をつなぎ、都市の(建築物の)木造化に向けた機運も醸成できれば」としている。 参加には事前申し込みが必要。問い合わせは同連合会(06・6685・3101)。