二宮和也さんはドレッシー、高橋大輔さんはスポーティー 2人が選んだ時計と時にまつわるエピソード
■ロンジンの「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」
「コンクエスト」の誕生70周年記念モデル。1950年代後半に登場した画期的なモデルにオマージュを捧げ、デザインとテクノロジーを進化させた。文字盤中央の2枚の回転ディスクで、ゼンマイの残り時間を表示するユニークな複雑機構を搭載した。クラシックでありながら、どこかモダンな色気も感じさせる仕上がりだ。5気圧防水。自動巻き。径38㎜。厚さ12.3㎜。SSケース。アリゲーターストラップ。シースルーバック。59万5100円
■時計は過ぎ去った時を思い出す装置 俳優 二宮和也さん
俳優やバラエティー番組のMC、さらにYouTube(ユーチューブ)や執筆でもファンを楽しませている二宮和也さんは、時間に追われることがあまり苦にならない性格。むしろ「そういう『回転数が高い状況』のほうがよいパフォーマンスを発揮できる。移動時にゲームを楽しんでいるのも、回転数を落とさないための自分なりの工夫」だという。 二宮さんが普段着けている時計は、本人いわく、どこにでもあるデジタル時計。今回、二宮さんが選んだ「ロンジン マスターコレクション」は、久々の機械式時計となるらしい。 「迷うことなくこれに決めました。美しい文字盤はもちろん、さり気ないゴールドの大人っぽさや、おしゃれなグリーンのストラッブが気に入りました。ケースの裏で機械を見せているのもいい。機械式時計ってやっぱりロマンを感じますよね」 そんな二宮さんだが、いつか人生の節目にいい時計を入手したい思いはあったようだ。受賞の記念品として手に入れたこのロンジンは、かけがえのないものになりそうだという。 「本当にうれしいです。この時計を見るたびに今回の賞を思い出すじゃないですか。時計ってそういうものだと思うんですよ。たくさん時計を持っている人は別ですが、普通の人は時計に目をやった時、手に入れた時の記憶がふとよみがえることもあるはず。仕事を頑張ったご褒美に無理して買ったなとか、大切なあの人にもらったなとか、ね。時計は今現在の時間を表示するものですが、過ぎ去った時を思い出す装置でもあるんでしょうね」