二宮和也さんはドレッシー、高橋大輔さんはスポーティー 2人が選んだ時計と時にまつわるエピソード
■ロンジンの「コンクエスト」
1954年から続く、ロンジンで最も歴史の長いコレクションの新作。スポーティーさとエレガンスを融合したデザインはそのまま、やや小ぶりの38㎜ケースを与え、よりデイリーに使いやすいたたずまいに。10気圧防水。自動巻き。径38㎜。厚さ10.9㎜。SS(ステンレススチール)ケース&ブレスレット。シースルーバック。32万1200円
■一瞬一瞬を楽しみ尽くしたい オリエンタルランド会長 髙野由美子さん
ホテル事業をはじめ、東京ディズニーリゾートの多くのプロジェクトにおいてリーダーとして活躍し、2023年6月に女性で初めてオリエンタルランドの会長兼最高責任者(CEO)に就任した髙野由美子さん。その1年後には東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」もオープンさせた。多忙な日々が続くが、「それをどこか楽しんでいる自分もいるんです」と、にこやかに語る。 「かつての自分は、やりたいことよりも、やるべきことを常に優先させていました。でもそればかりでは行き詰まってしまう。ある頃から、仕事でもプライベートでも、一瞬一瞬を楽しむ気持ちでいることが大事だなと思うようになって。最近はその思いがさらに強まっている感じがします」。会社のかじ取りを任された今後については「特別な時間だと思うんです。自分の時間であって自分の時間でないような。でも、この特別な時間を楽しみ尽くしたいなと考えています」と語る。 そう話す髙野さんの腕にはロンジン「コンクエスト」コレクションの30㎜モデルが輝いていた。シックなグリーンダイヤルが、オフ白のパンツスーツによく映えた。このカラーは高野さん自身が選んだ。 「エレガントでありながら、どこか作り手の情熱を感じるたたずまいが気に入りました。会社で社員にスピーチする時、『パッション&イマジネーション』というワードをよく使うのですが、その言葉がぴったりな時計だと思います。普段はもう少し小ぶりの時計を着けているのですが、このくらいの大きさのほうが時計のフェイスもしっかり見えて、仕事のよい相棒になってくれそうな気がしています」