大阪府・吉村知事が定例会見5月11日(全文1)屋外で距離が取れるならマスクは必要ないと思う
屋外でのマスク着用の必要性をどう考える?
時事通信:時事通信の八木です。昨日、東京都医師会さんが屋外でのマスクの着用の見直しを提案されました。また、松野官房長官も本日の記者会見で、人との距離が十分取れていれば屋外では必ずしもマスクは必要ないというような発言もされてますが、知事はこの点についてはどのようにお考えでしょうか。 吉村:賛成です。そうすべきだと思います。とりわけ、これから暑い季節に入ってきますので熱中症とか、そちらのほうがむしろリスクが高くなる可能性があると思います。なので、屋外であったり、距離が取れると、屋外で距離が取れるというような状況であれば、これはマスクをする必要は僕はないというふうに思っています。ただ、これは、マスクについては、普段マスクしてるから外へ出てもそのままし続けるというのが、便利だからしてる人もいると思うので、最後はもう個人の判断だと思いますけれども、屋外でマスクをすべきだとは思わないです。だからといって外せというのもなんか違う気はするんですけれども。 これからの呼び掛けとしては、やっぱり暑くなってくるので熱中症に気を付けていただきたい、これは呼び掛けていきたいと思います。暑い中でマスクをして運動すると熱中症になりやすい。むしろそちらのほうがリスク高くなりますし。高齢者の方もご自宅で、ほか誰も、接触ほとんどない場合に、自宅でも熱中症というのがあるので、マスクをずっとし続けるというのは、熱中症との関係でいくと、そっちのほうがリスク高いっていうのも当然出てきます。屋外においてはマスクはもう、僕は着用は不要だというふうに思ってます。
大阪いらっしゃいキャンペーンは再開するのか
時事通信:もう1点、大阪いらっしゃいキャンペーンについて、観光業界からは再開を望む声も多いかと思いますが、こちらも来週の対策本部会議で扱いをどうするか決定されるご予定なのか、今のお考えをお聞かせください。 吉村:確かに再開を望む声は多く届いています。とりわけ観光業の皆さん、今まで非常にダメージを受けてきてますから。どうする、これは再開してもらいたいという声も届いています。先ほども申し上げましたけど、今週の、来週の頭ぐらいまでの感染状況も見極めた上で支援策についても判断をしたい、そう思います。 併せて、確かこれ、県民割は5月末までっていうのが原則、国で出ていると思いますので、その先、国がどうするかっていうことにも絡んでくるかと思いますけれども、6月以降は延長に、たぶん、なるかならないか、まだ僕も分からないんですけれども、そこにも絡んでくるかと思いますが、大阪府として、そんな5月の22から1週間だけやるとか、そういうことは当然やらないですけれども、それ以降どうするかということについて、やはり今週、来週の頭、大きな波が形成されそうかどうかというのも見極めた上で判断をしたいと思っています。観光業界の皆さんからの声が上がっているというのは十分認識をしています。 時事通信:ありがとうございます。 司会:次のご質問。日経新聞さん。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月11日 全文2に続く