デシャンボーが「パターでティーショット」 何ヤード飛ばした?
パターでティーショットして282ヤード? こんなことができるのは、ドラコン選手以外ではブライソン・デシャンボーくらいしかいないだろう。というより591ヤードのパー5で1打目にパターを握るのも彼くらいしかいないはずだ。 ブライソン・デシャンボーのドライバー正面連続写真
これはYouTubeチャンネルで87万人強の登録者数を持つゴルフ界のインフルエンサー、グラント・ホルバット氏がデシャンボーと対戦した際に起こった出来事。 ホルバット氏はスクラッチプレーヤーなのだが、さすがにトッププロとの対戦ではハンディがないと勝負にならない。しかし、自身でYouTubeチャンネルを持つデシャンボーとのラウンドでは「単なるストローク数のハンディでは面白くない」と、音声アシスタントアプリ『Siri』に1番から14番の数字をランダムに選ばせ、ショットごとにその番号にあたるクラブで打たせるという形式にしたのだ。 「これを待っていたんだ」というホルバット氏の期待に応えて、デシャンボーはパターでフルスウィング。ボールがフェアウェイの真ん中に落ちたのを見て、「アウトドライブされたかもしれない」とホルバットが言うと、「270ヤードは飛んだ」とデシャンボー。 「パターで270ヤードも飛ばしたのか?」とホルバットが語ると、「計測データを見ると282ヤード飛んでいる!」とデシャンボーは狂喜乱舞。結果、パターのシャフトは曲がってしまったが、「全米オープンで使ったヤツじゃなくてよかった」(デシャンボー)。 ちなみに2打目はドライバーで打ち、3打目をグリーン横のラフからパター。ドライバーを使ったバーディパットは惜しくも外したが、ナイスパーとした。もはやさすがとしか言いようがない……。 ※週刊ゴルフダイジェスト2024年11月5日号「バック9」より
週刊ゴルフダイジェスト