マンU、アントニーの貸し出しを検討…獲得希望クラブは週給1400万円の負担が必要か
マンチェスター・ユナイテッドは、ブラジル代表FWアントニーを期限付き移籍で放出する可能性があるようだ。19日、大手スポーツメディア『ESPN』が報じた。 ジム・ラトクリフ氏率いるINEOSがチームの編成権を掌握し、今夏の移籍市場では既にオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーとU-23フランス代表DFレニー・ヨロを獲得。一方、FWメイソン・グリーンウッド(マルセイユ)やオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(ジローナ)ら余剰戦力の整理も着々と進めており、さらに大ナタを振る可能性があるようだ。 報道によると、エリック・テン・ハフ監督の愛弟子アントニーも、期限付き移籍で放出される可能性がある一人だという。2022年夏に移籍金総額1億ユーロ(約171億円)でアヤックスから加入したが、ここまでは思うように結果を残せていない。給与の約3分の1にあたる週給7万ポンド(約1400万円)を負担するクラブが現れた場合のみ、マンチェスター・ユナイテッドはアントニーのレンタルを認める方針だという。 また、契約残り1年のイングランド代表DFハリー・マグワイア、スウェーデンDFヴィクトル・リンデロフ、イングランド人DFアーロン・ワン・ビサカ、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについては、適正オファーが届いた場合、今夏に完全移籍で『オールド・トラッフォード』を去る可能性がある模様。“赤い悪魔”は、契約残り2年のブラジル代表MFカゼミーロについても、オファー次第で売却する姿勢だ。
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