パーオン率全体1位など安定感「チャンスも多くてよかった」 松山英樹が“金メダル”へ最高発進
<パリ五輪 初日◇1日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇7174ヤード・パー71> マキロイのドヤ顔に松山苦笑い?【写真】 金メダルへ、松山英樹が2位に2打差をつけるトータル8アンダーで単独首位に立った。「きょうの結果はよかったし、ポジティブにとらえたい」と、表彰台を見据える。 ショット、パットともに安定感のある一日。78.57%(11/14)だったフェアウェイキープ率は全体6位で、88.89%(16/18)を記録したパーオン率は全体1位の数値だ。ショット面については「フェアウェイにもいきましたし、チャンスも多くてよかった」とうなずく。これ以外でも、高水準の数字を並べた。 2番で5メートル強のバーディパットを沈め加速すると、終盤も4メートルほどのパーパットをねじ込んだ17番などパットでも流れを作り出した。「結果入ってるんでよかったです」と、プレーを振り返る時は興奮する様子もなくいたって冷静だ。 5番ではグリーン上でウェッジを握り、それを2メートルほどに寄せパーを拾うなど、状況に則したプレーとともに歩みを進めていった。「年間何回もやっているので特別なことではない」とここもクールだが、スキを感じさせる時間もない圧巻の第1ラウンドだった。 前回の東京五輪は、銅メダルを争う7人のプレーオフで敗れメダルを逃した。3年後のパリで、最高のリベンジを実現して欲しい。