楽天携帯、契約解除料請求へ 乗り換え優遇目的減らす狙い
楽天モバイルは29日、利用意思がなかったと判断した携帯電話回線の解約申し出について、2月21日から契約解除料1078円を請求すると発表した。契約から1年以内で、使用実績がほとんどない場合などを対象とする。主に楽天との短期の契約後に別の携帯会社に乗り換え、乗り換え先で優遇を受ける目的の契約を減らす狙いという。 NTTドコモやKDDI、ソフトバンクは同様の請求をしていない。楽天は、通常の利用実態があれば1年以内の解約でも解除料は発生しないと説明している。解除料請求の詳しい判断基準は明らかにしていない。短期間で契約と解約を繰り返すような事例への適用を想定しているとみられる。