写真：AKIBA PC Hotline!

　秋葉原にあるイオシス買取センターの2Fがリニューアル、PC関連製品の買取を専門に扱う「パソコン＆Mac買取専門館」がオープンしました。 【この記事に関する別の画像を見る】 　オープンを記念して、2025年1月13日(月)まで店頭買取・宅配買取ともに買取金額が増額になるキャンペーンも実施中。中古PCに力を入れる理由も少し聞いてきたので、キャンペーン情報と合わせてご紹介します。 ■ 10万円以上の買取価格なら1万円増額1月13日まで買取金額ごとに一定額が増額されるキャンペーンを実施 　パソコン＆Mac買取専門館オープン記念キャンペーンは、1点ごとの査定額に合わせ一定金額が増額されるもので、例えば、査定額が10万円以上なら1万円、5万円なら5千円、1万円なら1千円といったかたちで買取金額がアップします。パソコン＆Mac買取専門館だけでなく、東京、大阪、神戸、名古屋、福岡の店頭買取でもキャンペーンが行われるほか、宅配買取でも実施。期間は2025年1月13日(月)まで。 　買取金額アップの対象となっているのは、イオシスのWebサイトに買取価格の記載があるWindows搭載のPC/ゲーミングPC。未使用品、Surfaceシリーズ、Mac関連製品、ジャンク品は買取金額アップのキャンペーン対象外とのこと。同一製品を買取に出す場合は、最大5台までキャンペーン対象となるそうです。 　パソコン＆Mac買取専門館では、第6世代/第7世代Intel Coreプロセッサーを搭載したPCの一律1,000円買取も実施(他のキャンペーンや買取増額チケットとの併用は不可)。 　過度に破損や汚れがあるもの、電源投入ができないものや画面不良があるもの、操作が不能であったりデータ消去が不能なもの、ACアダプタが欠品しているものなどは対象外ですが、通常使用できるものであれば期間中一人3台まで買取に持ち込めるとのこと。なお、こちらのキャンペーンは予告なく終了する可能性があるとされています。 ■ 中古PCの取り扱いを強化するイオシス、買取査定時間は業界最速！？ 　創業初期には中古PCをメインに扱っていたイオシスですが、現在は中古スマートフォンを販売するショップとして知られています。中古PCに再度注力することになった理由をパソコン＆Mac買取専門館 館長の高倉 正人氏に聞いてみました。 　イオシスはスマートフォンの取扱いに関しては認知度が高く、実際にスマートフォンの買取に関しては持ち込み数も多いとのこと。半面、PC買取に関してはそれほど多くなく、イオシスがPCの買取を行っていること自体があまり知られてないのではないかといった状況だそうです。認知度が理由で買取に持ち込まれなかったり、他店に買取にだされてしまっていたりしている可能性があるので、中古PCの取扱いに関しての認知度向上を目的に買取センターをリニューアルすることになったそうです。 　以前は中古のデスクトップPCやノートPCを多く扱っていたイオシスの各店も、現在はスマートフォンやタブレットを中心に販売。中古PCのニーズが落ちているわけではなく、市場も大きいので、もう一度中古PCの販売数を増やすことを計画しているそうです。販売数を増やすには中古PCの買取に力を入れる必要があり、今回のパソコン＆Mac買取専門館オープンはそうした取り組みの一環とのことでした。 　買取をスマートフォンとPCで場所を分けることにもメリットもあり、分業を進めることは査定時間の短縮に繋がるとのこと。PCの査定は確認すべき部分が多かったり、スマートフォンなどに比べるとイレギュラーな部分があったりするので、知識や慣れも必要。マニュアルなどはあるものの、査定にかかる時間はPCに詳しいスタッフが対応した方がやはり早く、パソコン＆Mac買取専門館にはPCに詳しいスタッフを集めたそうです。 　スマートフォンの買取にはスマートフォンに詳しいスタッフが対応し、PCの買取にはPCに詳しいスタッフが対応することで業務を効率化。秋葉原の買取は精鋭を集めていることもあり、スマートフォンもPCも買取査定の時間は業界最速クラスと話していました。 　また、中古PCの取扱いを強化するにあたり、買取の査定システムなども改修。メーカーやスペックから検索できるように買取製品のデータベースも大幅更新して、より本格的に中古PCを扱える環境を整えたとのことです。 　PC関連の製品では、ノートPC、デスクトップPC、ポータブルゲーム機型のUMPC、Mac関連製品、ゲーミングキーボード/マウス、ヘッドセット、一部マウスパッドなどの買取に現在対応しているとのこと。 　実現可能かは未定であるものの、可能であればPCパーツやカメラなどの買取にも対応していければとのことでした。PCパーツに関しては秋葉原の一部店舗限定などであればできそうとのことでしたが、イオシス全店でとなると対応できるスタッフ数の問題やシステム的な面などでのハードルがあり難しいそうです。ただ、環境が整えば買取する製品ジャンルは今後も増やしていきたいと話していました。