バルセロナの主将GKテア・シュテーゲンの手術が無事終了…復帰まで最大10か月の可能性も
バルセロナは23日、主将GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが右膝の膝蓋骨腱を完全断裂していることが確認されたと発表した。同日午後に手術が無事に終了したことも併せて報告している。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 全治は明らかにされていないが、アメリカ『ニューヨーク・タイムズ』によると、復帰まで8~10か月の見込み。残りシーズンの欠場が濃厚となっている。 テア・シュテーゲンは22日に行われたラ・リーガ第6節ビジャレアル戦(○5-1)の前半終了間際、空中のボールを処理して着地した際に負傷。プレー続行不可能となり、交代を余儀なくされた。 バルセロナのエスペリット・サン病院のリュイス・プイグ理学療法部長は、テア・シュテーゲンの回復までのプロセスを説明するとともに、今季中の復帰が困難であることを指摘している。 「腱が完全に断裂した場合、回復のために最初の2か月は可動域を広げることに非常に注意しなければならない」 「この固定がより強固なものになれば可動性が増す。回復には時間がかかり、とても労力を要する作業となる。ジャンプやダイブなど、患部を危険にさらす作業をしなければならないGKにとってはなおさらだ。回復には8か月から10か月はかかるだろう」 現在32歳のテア・シュテーゲンはビジャレアル戦までの今季公式戦全7試合に出場し、ラ・リーガでの首位快走に貢献。以前から右膝に問題を抱え、過去2度の手術を経験していた。