ジェズスは “キラー”になれるのか アーセナルのストライカー問題解決の鍵を目指すブラジル代表FW 「得点のためなら何でもする」
次節はリヴァプールとの一戦
タイトルを獲得するためにはワールドクラスのストライカーが必要だと考えられているアーセナル。 多くの選手の獲得の噂が浮上していたが、今冬の移籍では補強に動かず、今シーズンは現有戦力で戦うことを決断した。得点力不足の指摘を受けることもあったアーセナルは以前、アーセナルOBのイアン・ライト氏に「キラーが必要」だと言われることもあったが、そのキラーになることを狙うのがFWガブリエウ・ジェズスだ。 ジェズスは前にゴールを決めることは自分の長所ではないという旨の発言をして注目を浴びたが、今は考えを変え、より得点を狙うことに全力を尽くしたいと考えているようだ。 「私はこれまでずっとこのプレッシャーとともに生きてきた。ブラジル代表チームで、(マンチェスター)シティで、そして今もだ。私はプレミアリーグで100ゴールに近づいているが、それは簡単ではない!それからチャンピオンズリーグではたくさん得点しており、代表チームでも得点している」 「時々、言っているように、僕はそのこと(ゴールを決めること)にフォーカスしていないが、それは私の間違いだと思う。だから今は考え方を変えて、もっとボックス内にいようと思うし、得点のためなら何でもする」(英『Evening Standard』より) ジェズスは今季プレミアリーグでは17試合で4ゴール3アシストを記録しており、公式戦通算23試合で8ゴール5アシストをマークしている。31日に行われたノッティンガム・フォレスト戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームを勝利に導いた。 器用でなんでもこなすことができるが故に、ゴールの少なさを指摘されているジェズス。しかし、今は得点をとることによりフォーカスしているようだ。よりゴールへの意識を持ち始めたジェズスがアーセナルの “キラー”になることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部