チャビ、来季もバルセロナを率いていた場合レヴァンドフスキ&J・フェリックスを構想外に…カタルーニャメディア報道
今季限りでバルセロナ指揮官の座を解任されることになったチャビ・エルナンデス監督は、来季構想外にする選手たちをすでに決めていたという。 4月下旬にジョアン・ラポルタ会長に慰留され、来季もチームを率いることを決意しながらも、それから1カ月足らずで解任を言い渡されたチャビ監督。カタルーニャのスポーツ専門TVチャンネル『Esport3』によれば、そんな同指揮官は来季の陣容づくりに着手し、とりわけ構想外の選手たちを選定していたとのことだ。 『Esport3』曰く、チャビ監督がデコSD(スポーツディレクター)と話し合って構想外としていたのは、FWロベルト・レヴァンドフスキとFWジョアン・フェリックス。「チームの成長のため」には、来季も両選手を擁し続けるわけにはいかないと判断していたようだ。 ただし、ラポルタ会長はその意見に反対していた様子。 チャビ監督の後任として元バイエルン・ミュンヘン監督ハンジ・フリック氏を招聘することを決定したラポルタ会長は、同じく元バイエルンのレヴァンドフスキについて「彼はチームの根幹にならなければならない」と考えているそうだ。 今季公式戦48試合で25得点を決めたレヴァンドフスキは現在35歳で、バルセロナとの契約期間は2025年夏まで。一方、24歳のFWジョアン・フェリックスはアトレティコ・マドリーからの1年レンタルでバルセロナに加入していた。 なおチャビ監督は以上の2選手のほか、MFオリオル・ロメウ、DFマルコス・アロンソ、さらにはFWヴィトール・ロケの放出も検討していたという。なおヴィトール・ロケについてはレンタルで放出する方針だったとしても、バルセロナで出場機会がないことに不満を抱えていた代理人が、完全移籍させることを示唆していた。