リーズが命懸けで挑む昇格PO決勝…400億円近い負債に支払期限迫る146億円、2部残留なら否応なしに主力一挙放出へ
リーズ・ユナイテッドはクラブの命運を懸けてサウサンプトン戦に挑む。 1年でのプレミアリーグ復帰まで、あと一歩のところまで来たリーズ。日本時間本日(26日)23時より、昇格プレーオフ決勝戦で同じ目標を抱くサウサンプトンと対戦する。 リーズはかねてより伝えられる通り、経営状況が悪く、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ここ数年で選手補強に多額の資金を投入した結果、1億9000万ポンド(約379.8億円)の負債を抱えている状況。 ここ数年で“売却"した選手に限っても、諸費用で3370万ポンド(約67.3億円)もの損失が。アンドレア・ラドリッツァーニ前会長時代(2017年1月~2023年7月)のあらゆるツケが、現体制に回ってきている状況だ。 また、未払い移籍金のうち7360万ポンド(約146.2億円)は支払い期限が6月末。サウサンプトン撃破でプレミア昇格を掴めなければ、有無を言わさぬ主力の一挙大量放出に直面することに。 財務諸表と照らし合わせた結果、敗れてチャンピオンシップ(イングランド2部)残留となった場合、この「主力の一挙大量放出」を中心に、最低1億5000万ポンド(約298.1億円)を調達しなくてはならないとの試算も…。 プレミア昇格に伴う放映権分配があれば、経営状況も多少は改善されるはずだが、それもサウサンプトンに勝てばの話。もし敗れるようなら、待っているのは当面プレミア復帰も見通せぬ戦力大幅ダウンだ。
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