神戸が前回準優勝の柏を1-0で破る 天皇杯3大会連続の8強 前半3分の得点を守り切る
「天皇杯・4回戦、柏0-1神戸」(21日、三協フロンテア柏スタジアム) 5大会ぶりの頂点を目指す神戸はアウェーで前回準優勝の柏に勝利し、3大会連続の8強を決めた。前半3分にFW佐々木が決めた先制点を守り切った。 神戸はエースのFW大迫、FW武藤、GK前川がベンチ外。ベルギーリーグのロワイヤル・シャルルロワから完全移籍で8年半ぶりに復帰した元日本代表MF森岡亮太(33)がベンチに入った。 復帰した前半3分、右サイドに抜け出したMF飯野が中央へパスを送り、佐々木が合わせてゴールネットを揺らした。42分には決定機をつくられるも、ジエゴのシュートにGK新井が好セーブを見せる。前半を1-0で折り返した。 後半に入るとMFマテウス・サヴィオ、FW細谷を投入した柏の攻めにあう。24分には細谷にペナルティーエリア内からヘディングシュートを打たれたが、これも新井がセーブ。42分には新井が足を取られて決定機を献上したが、FWフロートのシュートは無人のゴール左に外れた。最後までDF陣が体を張って防ぎ切り、3月のリーグ戦第2節で0-1で敗れた相手に雪辱を果たした。