水は1日2リットル飲むといいは本当?水とダイエットの関係を解説
水を活用したダイエットのやり方
水を活用したダイエットのポイントは「こまめに水を飲む」ことです。いつでもどこでも水を飲む意識が大切になります。 しかし習慣になるまでは、少し難しく感じる方もいるかもしれません。 そこで、無理なく水を飲めるタイミングを3つご紹介しますね。 ①起床後すぐ : コップ1杯の水を飲み、胃腸を目覚めさせて、代謝をあげやすくします ②ごはんの前 : 空腹に水を飲むことで、多少ではありますが食欲を抑える効果が期待できます ③風呂の前後 : 入浴でもしっかり汗をかき、その後水分補給をして血液の巡りを良くしましょう 仕事中やテレビを見ている時などにも、水分補給を意識すると良いですね。 ●2リットル以上飲まないといけないの? 巷のダイエット情報では「1日2リットル以上水を飲む」とよく聞きますが、実際はそこまで飲まなくてもよいですよ。 厚生労働省が推奨している「健康のため水を飲もう」では、1日に2.5リットルの水が必要とあります。 ちなみに、2.5リットルの内訳は以下の通りです。 ・飲み水 1.2リットル ・食事由来 1.0リットル ・体内で作られる水分 0.3リットル つまり飲み物として必要な水は1日1.2リットルなのです。 ただし、朝食を食べなかったなど食事の回数が減ったり、気温が高くて汗をたくさんかいたりした場合は少し多めに水を飲むとよいでしょう。 ●水の飲み過ぎは注意を 当然ですが、度を超えて水を摂取しすぎると気分が悪くなったりと、体調不良を起こしかねません。 また、冷えた水を飲み過ぎると、体温が下がる原因となり免疫低下、ひいては様々な病気の原因となることも。 何事も程々を心がけてください。 ●最初は太る可能性がある 実は水を積極的に飲み始めたばかりの時は、体重が増える可能性があります。 なぜなら排出機能が追いつかず、水分が体に残ってしまうからです。そのため、体重増加が生じるかもかもしれません。 血液の流れが良くなり、代謝が上がって老廃物を排出しやすくなるまでには、どうしても少し時間がかかります。 心配な場合は1日1リットルなど少なめからスタートし、徐々に量を増やしていくことをお勧めします。 ●お茶での代用はOK? お茶も水分ですので、代用しても構いません。お好みのお茶を取り入れてください。 しかし緑茶などカフェイン入りのものを夜飲むと、よく眠れないなどの睡眠障害につながり痩せにくくなる可能性があります。 と言いますのも、寝ている時に分泌される成長ホルモン(基礎代謝の量を左右する)がスムーズに出ないことで、新陳代謝が上手く行われず、水のダイエットの目的である排泄が滞り、体のむくみにつながることも。 ですので、夜間は水かカフェインレスのお茶(麦茶やルイボスティーなど)がオススメです。