VCARBメキエス代表「今日はヒュルケンベルグにつきる」角田裕毅&リカルドと接触、イタリアGP後退を嘆く…持ち込んだ新要素も十分に試せず|F1
「ポイント圏内でフィニッシュできたかどうかとなると、難しかったと言わざるを得ない」
「もしダニエルがペナルティを受けていなかったとしても、ポイント圏内でフィニッシュできたかどうかとなると、難しかったと言わざるを得ない。中団勢トップの位置に戻るためには、パフォーマンス面でのステップアップが極めて重要だ。バクーに行く前に、ここで収集したデータの分析に注力したい」 今季は上位4チームが抜けており、それをコンストラクターズランキングでは5位アストンマーティン、6位VCARBが続く状況となっている。 だがモンツァでのドライバーリザルト9位はアレクサンダー・アルボン、10位はケビン・マグヌッセンと、ウィリアムズとハースがベスト・オブ・レストの位置でフィニッシュした。この結果が示しているように、VCARBがシーズン序盤見せていた、中団勢におけるアドバンテージはもはや皆無となっている。 第17戦アゼルバイジャン、第18戦シンガポールと、特性の大きく異なる市街地トラックが2戦続くことになる。VCARBはアップデートが大きなプラスになっていないジレンマも抱えているが、ここからどう前進させるのか。メキエス代表の手腕&決断にも要注目となる。