「コイツからかってんなって(笑)」米国人夫と結婚15年の長山洋子(56)今でも毎日「なんでそんなに綺麗なの」
歌手として40年のキャリアをもつ長山洋子さん。プライベートでは、2009年に結婚し、翌年に出産。大きなライフイベントが40代前半に一挙に押し寄せた当時はどんな心境だったのでしょう。現在14歳になるお子さんとアメリカ人の夫との日々の様子も伺いました。(全4回中の3回) 【写真】「ハリウッド俳優みたい」アメリカ人の夫と長山洋子さん 結婚15年目でも親密すぎる現在(全21枚)
■41歳で結婚、42歳で妊娠・出産「無我夢中だった」 ── 40代は、歌手活動に加え、結婚、出産、子育てと、プライベートでも大きな転機を経験されました。ご自身にとって、40代はどんな時期だったでしょうか。
長山さん:とにかく無我夢中でした。結婚したのが41歳と遅めだったので、42歳までに子どもができなかったらと諦めようと思って妊活したのですが、娘を授かることができて、本当に嬉しかったですね。ただ、自分から望んで結婚と出産をしたのだから、絶対に仕事に支障が出てはいけない、迷惑はかけられないという思いが常にありました。「女性としての幸せをとった」と、思われるのは絶対にイヤだったので、意地でも両方頑張るという気持ちが強かったです。それがモチベーションにもなりましたが、ちょっと無理して頑張りすぎたかなと思っています。
── 現在、娘さんは14歳になるそうですね。どんなお子さんですか? 長山さん:とにかく明るくて天真爛漫な性格ですね。動物が好きで、以前飼っていたペットのカエルをラッキー君と名づけてすごく可愛がっていたり、カメも3匹いるのですが、リードをつけて近所を散歩させたり(笑)。今でも少しあどけなさが残っていて可愛いです。わが家は、夫もすごく明るいので、家のなかはいつも賑やかで笑い声が飛び交っていますね。 ── カメにリードをつけてお散歩している光景を想像すると、なんだかなごみますね(笑)。お子さんと接するときに、意識してきたことはありますか?
長山さん:嘘をついたり、隠しごとをせずに、なんでもオープンに話せる家族でいたいなと思っているんです。親に内緒でいろんなことをやりがたる年代ですが、隠れてコソコソされるのはイヤだから、「やりたいことがあるなら、いったんママたちに言ってね」と伝えています。そのうえで、それを許可するかしないかを考える。もしも認められない場合は、頭ごなしにダメと言うのではなく、なぜ許可しないのかをきちんとわかるまで説明します。そこには、時間をかけて向き合うようにしてきました。