「コイツからかってんなって(笑)」米国人夫と結婚15年の長山洋子(56)今でも毎日「なんでそんなに綺麗なの」
■「なんでそんなに綺麗なの?」と言う夫に「からかってんな(笑)」 ── ご主人とはバラエティ番組での共演がきっかけで出会ったそうですね。国際結婚のカップルですが、習慣や価値観の違いを感じることはありますか?
長山さん:夫は家族との時間をすごく大切に考えますね。うちの両親の誕生日なども、必ずお祝いをして、一緒にディナーを食べたりします。夫は人を喜ばせるのが大好きなので、プレゼントを贈って終わり、という儀式的なものではなく、いろいろと楽しみながら準備をしてくれるので嬉しいですね。 ── 外国人のパートナーは、相手を褒めるとよく聞きます。以前、あるメディアで「毎日『綺麗だね』と褒めてくれる」とおっしゃっているのを聞き、とても素敵だなと感じました。
長山さん:「なんでそんなに綺麗なの?」とか言ってくるから、最近は「からかってんな、コイツ」って思ってます(笑)。きっと彼のなかで「毎日褒めよう」って決めているんじゃないですかね。でも、夫婦としての愛情を大事にするというのは、外国人あるあるなのかも。普段は子ども優先のスケジュールですが、月1回くらいのペースで2人だけでドレスアップして出かけたりします。娘からすれば、夫が私を褒めたり、2人が仲良くしているのは当たり前の光景になっていると思います。
PROFILE 長山洋子さん ながやま・ようこ。1968年、東京都生まれ。1984年に『春はSA-RA SA-RA』でアイドル・ポップスシンガーとしてデビュー。86年にユーロビートの代表曲『ヴィーナス』をカバーし、大ヒット。88年、映画『恋子の毎日』に主演し、女優としても活躍。93年に25歳で演歌歌手に転身し、以後、演歌界で活躍。2009年にアメリカ人実業家と結婚し、翌年に長女を出産。 取材・文/西尾英子 写真提供/長山洋子
西尾英子