「公園の散歩じゃないんだよ」怪我で落選のマグワイア、英代表への批判に呆れ「セルビアを4-0、デンマークを3-0で倒すと?」
FA杯決勝もEUROも出られず「本当に悔しかった」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するハリー・マグワイアが、イングランド代表が今夏のEURO中に受けた批判について語った。 【画像】EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 世界屈指のタレントを揃えるイングランドはEUROで、2大会連続で決勝に進むもスペインに1-2で敗れ、またしても欧州制覇を逃した。また、勝ち上がる過程においても、深刻な得点力不足で、魅力的とは言い難いロースコアの接戦が続き、厳しい目が向けられた。 FAカップ決勝の前にふくらはぎを痛め、メンバー入りを逃したマグワイアは、英公共放送『BBC』の取材で「確かにパフォーマンスは素晴らしかったとは言えないかもしれないが、これがトーナメントフットボールなんだ」と主張。リスク管理と現実を見る重要性を強調した。 「大会を通じて、ハイスコアでの勝利は少なかった。メディアやファンがこのチームに何を期待していたのか、僕には分からない。初戦でセルビアを4-0、次にデンマークを3-0で倒すと? 公園を散歩するようなものだとでも思っていたのか?」 31歳のCBはまた、自身のイングランド代表落選に言及。率直に「辛かった」と伝えた。 「本当に悔しかったよ。精神的にも肉体的にも最高の状態で、マンチェスター・ユナイテッドと母国に貢献できると思えるようなポジションにいるために、シーズンを通して努力してきたからね」 2年後の北中米ワールドカップで、マグワイアは愛する母国を優勝に導けるか。そのためには、ユナイテッドでのハイパフォーマンス継続が欠かせない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部