妊婦ジャケットに中学生の反応は!? 「赤ちゃんに優しくなれる」ピジョンの出前授業に参加してみた
哺乳瓶やボディーソープなどのベビー用品でおなじみのピジョン株式会社。子育てをするママ・パパなら、誰もが一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。 【写真で見る】妊婦体験にベビーカー体験 出張授業の様子はこちら そんなピジョンは今、全国の中学校で「赤ちゃんを知る授業」を実施しています。 「世界を赤ちゃんにもっと優しい場所にしたい」というピジョンの思いから始まったこの出前授業。 2024年7月に東海大学付属高輪台高等学校・中等部で行われた授業に、nobico編集部もおうかがいしてきました。
はじめはみんな赤ちゃんだった
教室にずらりと並んだ中学2年生のみなさん。先生はピジョン社員の笠井厚子さんが務めます。 授業は、生徒のみなさんが自身の赤ちゃん時代を振り返るところから始まりました。「海に入りたがって母を心配させた」「沖縄に住んでいて、親がゴーヤを食べさせようと奮闘した」など、個性豊かなエピソードに教室の雰囲気が和らぎます。
抱っこで感じる赤ちゃんの重さ
次に、赤ちゃんがお母さんのおなかでどうやって大きくなるかを、実物大・実際の重さを再現した赤ちゃん人形をつかって解説。妊娠6ヵ月で手のひらサイズ、10か月を迎える出産時には約2500~3000グラムになることを説明する笠井さん。 赤ちゃん人形を抱っこして、その大きさを感じてみます。生徒からは、「小さいのにしっかりした重みがある」との感想が。首をしっかり支える姿は、意外にも様になっていました。
スマホを舐めた! 意外な行動にどよめき
赤ちゃんの特徴については、動画で紹介されました。母乳を飲む、寝る、泣くなどさまざまな赤ちゃんの姿が映し出される中、大きなどよめきが起こったのが、スマホを舐める赤ちゃんの姿。あるある行動ですが、中学生にとっては衝撃的だったようです。 赤ちゃんの特徴について、笠井さんがさらに詳しく解説します。「生まれたての赤ちゃんの胃の大きさはどれくらいでしょう?」という質問に、一人の生徒から「1センチくらい?」という答えが。正解はサクランボくらいの大きさだそうで、「いい線いってますね」と笠井さん。この小さな胃袋のため、赤ちゃんは1日に何回も母乳やミルクを飲むと説明します。 赤ちゃんの泣き声が人の耳に最も聞こえやすい440ヘルツであることや、好奇心旺盛な赤ちゃんが何でも口に入れる理由なども紹介されました。「アンパンマン」が赤ちゃんの発音しやすい言葉だという説明に、皆興味深そうに聞き入ります。 赤ちゃんの特徴や行動について、新鮮な驚きを感じているのが伝わってきました。