妊婦ジャケットに中学生の反応は!? 「赤ちゃんに優しくなれる」ピジョンの出前授業に参加してみた
優しい社会づくりを目指すピジョンの想い
この「赤ちゃんを知る授業」について、ピジョン株式会社経営戦略本部 ブランドデザイン部の半澤ふみ江さんにお話を伺いました。 Q: このプロジェクトが始まったきっかけを教えて下さい。 A: ピジョンは育児をサポートする商品やサービスを提供していますが、両親の育児負担や不安、子育てのしづらさに目を向ける中で、さらに何か出来ることがあるのではないかと考え、「赤ちゃんに優しい社会を作る」という思いのもと、この取組みを開始しました。 Q: 反響はいかがですか? A: 生徒さんたちの反応はとても良いです。感受性の高い年頃ということもあり、「お母さんはこんなに大変だったんだ」とか「両親に感謝したい」といった声も聞かれます。また、社員にとっても会社の存在意義を実感できる良い活動となっています。社会に対してもこの活動をさらに発信していきたいと考えています。 Q: なぜ中学生をターゲットにしたのでしょうか? A: 小・中・高校生それぞれの発達段階に応じて赤ちゃんを知ってもらうことも重要だと考えていますが、特に中学生は大人になり始める時期で、自分の存在を認識し、周囲にも目を向けられる年齢だと捉えています。そのため、この年代に焦点を当てました。 Q: 今後の展望をお聞かせください。 A: 現在は中学生向けに行っていますが、今後は他の年代の青少年にも広げていきたいと考えています。赤ちゃんの特徴を理解する若者が増えることで、より赤ちゃんに優しい社会が広がっていくことを期待しています。 具体的には、東京都の「こどもスマイルムーブメント」に加盟し、「ティーンズ・アイデアコンテスト」に弊社のアイデアが採用されました。今後は東京都と連携して、赤ちゃんに優しい社会づくりに取り組んでいく予定です。
*** 赤ちゃんを知り、理解を深めることで、より優しい社会づくりにつながる。社会全体が赤ちゃんに優しい目線を向けられるように、nobico編集部としてもこの授業がより広く広まってほしいと感じました。今後のプロジェクトの発展に期待しています!(取材・文:nobico編集部)
nobico編集部