ワークマンの「着る断熱材」エックスシェルターを函館旅行で使ってみた!思わぬ使いやすさを発見【本日のお気に入り】
「エックスシェルター」はワークマンの2024年の新素材。特殊な断熱シートと吸光発熱綿を組み合わせたもので、外部環境を無効化するとされています。まさに「着る断熱材」になっていますが、実際の着心地やあたたかさが気になるところですよね。 【写真5枚】函館旅行に着て行ったワークマンのウォームアウターを写真で見る。“着る断熱材”「エックスシェルター」実力やディテールも 11月中旬の3日間の函館旅行の際に「エックスシェルター断熱レディース防水ウォームアウター」(以下、エックスシェルター)を着用してみました。実際に使ってみた感想をお伝えしていきます。
電車の中や駅構内でも暑くない
栃木県に住んでいる筆者が出発したのは11月16日の午前7時です。気温は13度ほどあったので、寒さは感じません。エックスシェルターを着用していましたが、暑さはあまり感じませんでした。電車の中でも暑くて脱ぐこともなかったのは、内側にこもる湿気を逃しているからなのでしょう。 「エックスシェルター」の透湿性は30,000g/m2/24hです(透湿性は生地1m2あたり、24時間で何gの水分が透過したかを示した数値)。この数値が高いほど、蒸れにくくなります。 また駅のホームでも特に脱ぐ必要はなく、快適に着用ができました(写真は仙台駅構内)。
ボリュームがあるがリュックは背負える
「エックスシェルター」には中綿が入っているので、ふんわりとしたデザインになっています。そうなるとリュックが背負いにくくなるかもしれません。アウターなので脇の下の余裕が少なくなりますが、その場合はリュックのショルダーを調整すれば問題ありません。
スタンドカラーで保温性はあるものの…
17日、18日の函館はあいにくの天気でした。パラパラと雨が降る場面もありましたが、午後になると冷たい風が。エックスシェルターは、首元までファスナーがあるデザインではなく、ボタンをとめることで襟を立て風の侵入を防ぐことになります。 ネックウォーマーのように首全体を覆ってくれるのであたたかさはありますが、首にフィットしないので風が入ってきてしまいました。顔を埋めると風から首や顔半分を守ることはできます。
函館の冬。気温4℃。横殴りの雪になる時間帯も
3日目は天候が悪く、雪が舞っていました。しっかり降るという強さではないですが、風が吹いて横殴り状態。雪がやんでも冷たい風が強く吹いたので、襟の中に入っているフードを出して寒さを凌ぎます。フードは深め、そしてスタンドカラーなので顔の大部分が隠れました。 このような装備をすると体自体はそれほど寒さを感じません。内側はしっかりと保温してくれるので、寒くないのです。またお尻まで隠れるので、腰回りも寒くはありません。むしろ出ている足が寒すぎて、エックスシェルターの保温性を感じたくらいでした。