「脅迫状、脅迫電話が止まらなくて」岡田武史がフランスW杯予選時の騒乱を回想!「パトカーに押し込められて裏から逃げさせられ...」
「みんながクレイジーになっていたよな。異常だった」
元日本代表監督の岡田武史氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。1997年のフランス・ワールドカップのアジア最終予選について語った。 【動画】岡田武史がフランスW杯予選を回想! 日本代表のコーチだった岡田氏は、前任者の加茂周氏の成績不振による解任に伴い、同予選中に監督に就任。当時の混乱ぶりを、こう明かす。 「逃げよう、逃げようとしていて。嫌で。41歳で。有名になると思っていなかったから、電話帳に(個人情報を)載せていたんだよ。そうしたら脅迫状、脅迫電話が止まらなくて。家の前は24時間パトカーが守っていた。(子どもたちの)学校は危険だから送り迎えしろと警察から言われて、カミさんが毎日送り迎えしていたよ。とんでもない状況に陥れられた」 指揮官として初の試合だった敵地でのウズベキスタン戦(1-1)を経て、迎えたホームのUAE戦で1-1の引き分けに終わると、一部のファン・サポーターが暴徒化。「暴動が起きた。日本サッカー歴史唯一の暴動。パトカーに押し込められて裏から逃げさせられて」という状況だった。 当時を岡田氏は「ワールドカップって何ものかって分からなくて、なんかちょっとみんながクレイジーになっていたよな。異常だった」と回想した。 そんななかで、日本は続く韓国戦とカザフスタン戦に勝利してB組で2位に入り、アジア第3代表決定戦に進出。イランとの激闘を3-2で制し、フランス行きの切符を掴んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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