東京五輪やり投げ金チョプラ、チェコの伝説ゼレズニー氏の練習グループ参加へ
【AFP=時事】陸上男子やり投げのインド代表ニーラジ・チョプラが、五輪で3度の優勝を誇る元チェコ代表の名選手ヤン・ゼレズニー氏(58)が率いるトレーニンググループに今冬参加することになったと、チェコ陸上競技連盟(CAS)が8日に発表した。 【写真】現役時代のゼレズニー氏 2021年東京五輪で金メダルに輝き、今年のパリ五輪では銀メダルを獲得した26歳のチョプラは、数週間前にゼレズニー氏に指導を依頼したという。 1992年バルセロナ五輪、96年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪で金メダル、1988年のソウル五輪で銀メダルを獲得したゼレズニー氏は、CASのウェブサイトで「彼のキャリア初期である何年も前に、素晴らしい才能の持ち主だと話していたので、とてもうれしかった」と述べた。一方、グループを率いるのは今後2年間だけだとも補足した。 しかし、チェコ代表で東京五輪銀メダリストのヤクブ・バドレイヒは、チョプラの参加を喜ばず、CASによると同選手は約14年を過ごしたトレーニンググループを離れることを決めたという。【翻訳編集】 AFPBB News