雷の東京　※画像はイメージです（Ken Kato/stock.adobe.com）

みなさんは現在住んでいる地域と比べて、「ここには負けたくない」とライバル意識を感じるような都道府県はありますか。全国の4700人に聞いた調査によると、全国の20～59歳の男女4700人（各都道府県から100人）に「47都道府県のライバル意識」について調査をしたところ、全国から最もライバル視されているのは「東京都」でした。特に「大阪府民」「神奈川県民」からライバル視されていることが分かったそうです。 【写真】埼玉と千葉は永遠の好敵手？ ソニー生命保険株式会社が、2024年10月に全国の20歳～59歳の男女に対して行った「47都道府県別　生活意識調査」の中で聞きました。今年で10回目の調査といいます。 全回答者（4700名）に「自県のライバルだと思う都道府県」を聞いたところ、「東京都」（3.7%）が最も高くなり、次いで「大阪府」（2.5%）、「京都府」（2.4%）と続きました。 東京都をライバル視している都道府県をみると、ライバル視率が最も高くなったのは「大阪府」（38.0％）で、「神奈川県」（36.0％）と続きました。ライバル視する理由としては、「何かと比べられることが多い気がするから」（大阪府・50代女性）、「楽しいところがたくさんあるから」（神奈川県・20代女性）といった回答がありました。 ■隣県同士だと…お互いライバル視してしまう？ 隣り合う県同士でライバル視している割合が高いケースもみられました。 【埼玉県と千葉県】 埼玉県民の30.0%が「千葉県」をライバルと回答し、千葉県民の32.0%が「埼玉県」をライバルと回答しました。 ・「よく比較されるから」（埼玉県・20代女性） ・「首都圏で東京、神奈川に次ぐポジション争い」（千葉県・40代男性） 【茨城県と栃木県】 茨城県民の33.0%が「栃木県」をライバルと回答し、栃木県民の21.0%が「茨城県」をライバルと回答しました。 ・「自然豊かで東京からの距離も似ているから」（茨城県・50代女性） ・「北関東でいつも争っているイメージだから」（栃木県・30代女性） 【山梨県と静岡県】 山梨県民の41.0%が「静岡県」をライバルと回答し、静岡県民の33.0%が「山梨県」をライバルと回答しました。 ・「富士山が近く、富士山をよりきれいに見られるのは？ と聞かれるといい勝負だから」（山梨県・20代女性） ・「富士山を共有しているから」（静岡県・40代男性） 【富山県と石川県】 富山県民の50.0%が「石川県」をライバルと回答し、石川県民の35.0%が「富山県」をライバルと回答しました。 ・「観光客が隣の県に流れているから」（富山県・50代男性） ・「どちらもお寿司が美味しいから」（石川県・40代女性） 【鳥取県と島根県】 鳥取県民の60.0%が「島根県」をライバルと回答し、島根県民の64.0%が「鳥取県」をライバルと回答していました。 ・「よく間違われるから」（鳥取県・20代男性） ・「隣県で人口などが似ているから」（島根県・50 代男性）