韓国のビル火災、祖母を抱きかかえて3階から飛び降りた孫
【09月06日 KOREA WAVE】韓国京畿道水原市権善区(キョンギド・スウォンシ・クォンソング)の商業ビル3階で4日午前6時29分ごろ、火災が発生し、約30分後に鎮火した。 この火事で、3階に住んでいた90代女性が煙を吸い込み、負傷して意識不明の状態で近くの病院に搬送されたが、治療中に亡くなった。女性の孫の30代男性は上半身に重度のやけどを負い、病院で治療を受けている。 建物は3階建てで1階は商店、2階は教会、3階に1世帯が居住していた。火災発生時、男性は祖母と部屋にいた。 男性は消防が到着する前に、祖母を抱きかかえて寝室の窓から2階のパネル屋根の上に飛び降りて避難した。 2人は出火当時、同じ部屋にいた。男性は当初、祖母と階段を使って脱出しようとしたが、すでに煙が充満していたため、やむを得ず飛び降りを決断したという。 火災の通報を受けた消防当局は5分で現場に到着。96人投入して救出と消火活動に当たった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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