クリーム煮にチーズをかけて濃厚な味に「ほうれん草ととり肉のグラタン風」

栄養がぎゅっとつまった、旬のほうれん草。シンプルなおひたしもいいけれど、煮たり炒めたりと、どんな調理法でもおいしくいただけるから、さまざまなアレンジで楽しみたいですよね。 【画像で見る】クリーミーな煮汁も残さず食べたい「ほうれん草と鮭の豆乳煮」 今回は、肉や魚と合わせてメインディッシュに仕上げたほうれん草レシピをご紹介します！ ■とり肉とほうれん草のグラタン クリーム煮にチーズをかけて、濃厚な味に 【材料】(2人分) ・ほうれん草 ...2/3わ (約130g) ・とりももから揚げ用肉 ...200g ・ピザ用チーズ ...50g ・玉ねぎ ...1/4個 ・しめじ ...1/2パック (約50g) ・煮汁 ∟牛乳、水 ...各1カップ ∟塩 ...小さじ1/2 ∟こしょう ...少々 ・小麦粉 ・塩 ・バター 【作り方】 1. ほうれん草は3cm長さに切る。玉ねぎは縦薄切りにし、しめじはほぐしてともにボウルに入れ、小麦粉大さじ3を加えてまぶす。とり肉は塩小さじ1/4をもみ込む。 2. フライパンにバター15gを中火で溶かし、とり肉を皮目を下にして並べ入れる。約2分焼いたら玉ねぎとしめじを加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。 3. 煮汁の材料を加え、混ぜながら煮る。とろみが出たらほうれん草を加えてさっと混ぜ、ふたをして弱火にし、約3分煮る。ピザ用チーズを全体に散らし、ふたをして火を止め、約2分おく。 (1人分462kcal/塩分3.0g　レシピ考案/しらいのりこ) ■豚肉とほうれん草のおろし煮 大根おろしの甘みが加わり、やさしい味わいに 【作り方】 鍋にだし汁を煮立てて酒を加え、豚肉を1枚ずつ広げ入れて火を通す。アクをのぞいて、おろししょうが、みりん、しょうゆで調味し、ほぐしたしめじを加えて煮る。下ゆでして3～4cm長さに切ったほうれん草と、大根おろしを加えて煮る。 (1人分329kcal/塩分2.3g　レシピ考案/井原裕子) ■ほうれん草と鮭の和風カレー炒め カレー粉がほんのり香る、ご飯によく合うおいしさ 【作り方】 鮭は、一口大のそぎ切りにして下味 (塩、こしょう、酒) をつけ、小麦粉をまぶし、油をしいたフライパンで焼く。焼き色をつけ、ふたをして蒸し焼きにしたら、ミックスビーンズ、5cm長さに切って電子レンジ (600W) で加熱したほうれん草を加えてさっと炒め、合わせ調味料 (しょうゆ、みりん、酒、カレー粉) をからめる。 (1人分227kcal/塩分1.5g　レシピ考案/新谷友里江) ＊電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 ■鮭とほうれん草の豆乳煮 マイルドでクリーミーな煮汁も残さず食べたくなる 【作り方】 フライパンに、煮汁 (酒、しょうゆ、みりん、みそ、水) を入れて中火にかける。煮立ったら、塩少々をふって水けを拭き取った鮭、しょうがのせん切りを加え、落としぶたをして煮る。豆乳を加えて煮立てないように弱めの中火で煮て、下ゆでして5cm長さに切ったほうれん草を加えてさっと煮る。 (1人分178kcal/塩分2.1g　レシピ考案/下条美緒) ＊　＊　＊ 和風にも洋風にもアレンジできるほうれん草は、使い勝手抜群！ 下ゆでも、レンチンならさらに手間いらずです。グラタン風や豆乳煮は、まだまだ寒い日にぴったりのメニュー。ぜひ作ってみてくださいね。 撮影/澤木央子、鈴木泰介、広瀬貴子、千葉充　栄養計算/スタジオ食　編集協力/田子直美　監修/真木文絵 文/さいとうあずみ