チェコ代表の巨人育成フルプが先制点呼び込む 侍ジャパン先発の高橋宏斗からフェンス直撃二塁打
<ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024:侍ジャパン-チェコ代表>◇9日◇バンテリンドーム 【写真】ヘルメットを飛ばし豪快なスライディングで二塁を陥れたフルプ チェコ代表で巨人マレク・フルプ外野手(25=米独立リーグ)が、先制点を呼び込む二塁打を放った。 「3番右翼」でスタメン出場し、初回2死走者なしの第1打席。カウント2-2から、侍ジャパン先発の高橋宏斗投手(22)が投じた直球を捉え左翼フェンス直撃の長打とし、打球の行方を見ながら一塁を駆け抜け、ヘルメットを飛ぶほどの豪快なスライディングで二塁を陥れた。 続く4番チェルベンカの中前適時打でホームに生還。「23年のWBCを思い出すような感覚、感情になった。リードを取ることができたことが大切だった」。逆転はされたが、第1打席から快音で先制点をもたらした。 フルプは9月25日に巨人に育成選手として新加入。日本での生活も約1カ月が過ぎて徐々に環境にも慣れ、この日の侍ジャパンとの強化試合でさっそく存在感を見せた。