「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」井面さんのオススメ
19のホテルブランドを世界100か国以上で、6500軒以上展開するIHGホテルズ&リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで8ブランドを約47ホテル展開中だ(2024年9月時点)。今回は、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 副総支配人の井面裕一郎氏にホテル周辺の魅力を聞いた。 【画像】全景 施設名:ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 所在地:沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣2260 ――ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートで働くようになったきっかけを教えてください。 キャリアとしてホテル業界を選んだのは、人とのつながりを重視した仕事に魅力を感じたからです。お客さまやチームメンバーとの関わりを通じて信頼関係を築き、その結果としてお客さまの満足や感謝の言葉を得ることが、自分自身の成長やモチベーションにつながると考えました。 当リゾートで働くきっかけは、リゾートの持つ唯一無二のロケーションと、そのなかで培われてきた温かいホスピタリティに共感したからです。自然環境と文化を活かしたサービスに携わりたいと思いました。 ――どんなホテルですか? 1983年に日本のリゾートホテルの先駆けとして開業し、2009年にANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートとなりました。サンゴ礁の美しい海に囲まれた自然豊かな沖縄海岸国定公園のなかにあり、半島丸ごとリゾートの敷地という類稀なるロケーションが自慢です。多彩なマリンアクティビティが楽しめるビーチでは、約20年前よりサンゴ礁の保護活動に力を入れており、自然と共存するホテルとして国内外から訪れるみなさまへかけがえのない体験をご提供しております。 ――ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートならではの体験というと? サンゴ保全の国際基準プログラム「GREEN FINS(グリーン・フィンズ)」の正式認定を取得した当リゾートでは、アクティビティ参加の前にサンゴという生き物や守る意義についてプレゼンテーションしています。また、「サンゴの苗作り」などの自然保護に貢献できるアクティビティも人気です。エメラルドグリーンの海で楽しみながら学べる、沖縄ならではの体験です。 ――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。 ホテルの対岸に位置する県内屈指の景勝地「万座毛」です。かつての琉球国王が「万人が座するに足る毛(平原)」と称賛したといわれ、自然のパワーを全身で感じることができるスポットです。琉球石灰岩の断崖から望む東シナ海は、時間ごとに表情を変え、息をのむほどの美しさです。裏ワザとしては、クルーズなどを利用して万座毛のダイナミックな景観を“見上げる”体験が、特別感がありオススメです。 ――オススメのレストランメニューは? 夏季限定でオープンするビーチサイドガーデンでのBBQは、ビーチリゾートならではのダイニングエクスペリエンスで、美しいサンセットを眺めながらのディナーは格別です。 また、オールデイダイニング「アクアベル」では、洋食メニューを中心に、地産地消にこだわった季節ごとの沖縄の味が楽しめるブッフェをご提供しております。 ――オススメのお土産は? 沖縄の特産品であるサトウキビの搾りカス“バガス”をアップサイクルしたデニムの生産をしている「SHIMA DENIM WORKS」さんの商品です。ジーンズをはじめ、バッグや小物など、たくさんのユニークな商品を展開しています。サトウキビ畑の広がる沖縄の原風景を未来に残したい、という想いに共感し、当リゾートでもカフェでドリンクを提供する際のコースターに採用しています。「このジーンズ、実はサトウキビでできているんです!」と思わず自慢したくなります。
トラベル Watch,編集部