奥川雅也の追加招集見送り濃厚の緊急事態に森保Jはパナマ、メキシコ戦のテーマをクリアできるのか?
そして、ロックダウンが導入されているオーストリアにおいて、新型コロナウイルスの脅威がすぐ身近に迫っていることも、奥川が所属するザルツブルクを襲ったアクシデントが痛感させた。表情を引き締めながら森保監督が前を見すえた。 「私たちだけで試合ができる状況ではないですし、対戦相手や地域で起こることで、ひょっとしたら活動が難しくなることも覚悟しておかなければいけないと考えている。そのなかで私たちにできることは日々できる最大の準備をして、感染予防対策をしっかりしながら過ごしていくことだと思っている」 目に見えない脅威の存在をあらためて感じ、微に入り細をうがって注意を払いながら、合宿2日目の10日からは日本時間13日深夜に行われるパナマ代表戦へ向けた練習を本格化させていく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)