24年、満足度の高い格安SIMは「イオンモバイル」、格安スマホは「IIJmio」がトップに【オリコン調べ】
月々の携帯電話代金を抑えるために、大手キャリアから格安SIM、格安スマホへの変更を検討している人もいるだろう。利用料金の観点ではどれを選んでも安くなるだろうが、初期設定や手続き、サービスなどが満足できるかどうか気になる人も多いはず。今回は、オリコンが実施した、格安SIM、格安スマホに関する顧客満足度調査の結果を紹介しよう。 【画像でわかる】大手キャリアと格安SIMアナタはどっち派? メリットとデメリット
格安SIMは「イオンモバイル」が3年連続1位に
オリコンは、2024年7月26日~9月2日、2023年以降にMVNO及びキャリアサブブランドでSIMカードを新規(他社からの乗り換え含む)で購入し、開通設定を行い、現在メインで利用している全国の18~84歳1978人を対象に格安SIMについての満足度を調査した。 それによると「イオンモバイル」が2022年から3年連続1位となり、評価項目別では全8項目中「加入手続き」「プランの充実さ」「サポートサービス」「付帯サービス」の4項目で1位の評価を得た。なかでも「プランの充実さ」では2年連続4度目の1位、「サポートサービス」では3年連続1位という結果に。利用者のコメントを見てみると、「店舗で直接質問や相談ができる。マイページからこまめに契約変更ができるのも良い」「他キャリアを契約していた時から月額料金が安くなって満⾜している。毎月料金プランが変更できてありがたい」などの声があり、利用実態に合わせて手軽に契約内容を変更できる点が満足度につながっているようだ。 前回の調査から躍進を見せたのが、2位の「日本通信SIM」。評価項目別では「初期設定のしやすさ」「通信速度」「利用料金」の3項目で2年連続1位を獲得している。なかでも「通信速度」は前回から1.0ポイントプラスとなった。利用者からは、「とにかく通信料が安い。それでも問題なく利用できるところが良い」「通信料と費用のバランスがとても良い。70分の無料通話も必要十分」といった通信料を評価する声や、「ドコモ回線なのでエリアが広く速度も安定している」などの通信速度に関する声も見られた。大手キャリアから格安SIMに移行する際の懸念点に通信速度や初期設定のしにくさが挙げられるが、「通信速度」「初期設定のしやすさ」が評価されていることから、格安SIM初心者にとって使いやすいのだと伺える。