良い年をしてナンパ? 軽薄で悪質な “水上バイク” ユーザーに 法的規制が…。関西有数の海水浴場「白良浜海水浴場」、6月末から条例で水上バイクの航行を禁止!
なぜ、「南紀白浜」で条例が 出来たのか?
和歌山県では、関西屈指の人気を誇る「白良浜海水浴場」で、今年 6月30日以降、「水上バイクの乗り入れを 禁止する 条例」を制定した。 目的は、海水浴客の安全を確保することだ。 和歌山県では、昨年から水上バイクの乗り入れを禁止できる条例を設けており、すでに片男波ビーチで、この条例に基づく水上バイクの禁止水域を指定している。 本条例は 今月30日から適用となり、規制水域に水上バイクの乗り入れ・航行した場合は、“違反行為”として、5万円以下の過料が課されることもある。
目的は「市民の安全を守る」ため
この件について、和歌山県 観光課 観光商工係に話を聞いたところ、「過去にも、海水浴客の近くを走る水上バイクもいた」という。 「 悪質な水上バイクから遊泳者を守ることが目的です。皆が、安心して楽しめる 海水浴場にするため、和歌山県に条例の制定を 提案していました」と語る。 指定されたのは、海水浴場の波打ち際から沖まで約250メートル、幅約450メートルの区域。 海水浴場開設期間以外でも、乗り入れは禁止される。 「白良浜海水浴場」の 今年の海開きは5月3日。 8月末まで開設されるが、海水浴場を囲むように「サメ除けネット」と「遊泳区域規制ロープ」、そして水上バイクの「進入禁止ロープ」が張られている。 水上バイクが侵入しないようにロープが張ってあるのに、過去にそれを越えて入ってきた水上バイクがいるのだという。 そういった経緯もあり、今回、条例が作られ、罰則規定が明確になった。
サメ除けネットに “張り付く” 、悲しき 水上バイクたち
地元の水上バイク専門店のオーナーが嘆く。 夏になると、海水浴場の外側に張られている「サメ除けネット」 に、ナンパ目的の水上バイクが“張り付く”らしい。 ネットの内側には入れないため、そこで待っていて、海水浴に来ている “若いお姉さんたち”を、ナンパするのだ。 女の子にしてみれば、“無料のトーイングチューブ” くらいにしか考えていないのか、結構 乗り込んでいくらしい。 今、水上バイクの所有者の平均年齢は51歳といわれており、所有層は40代~50代の男性が最も多い。 年齢層が高いのは、水上バイクが“高額”だからだ。フラッグシップモデルなら、300万円を超える。 想像してほしい。50代の男性が水上バイクを利用して、10~20代の「若い女性」をナンパする姿を。 家族や友人を乗せて楽しんでいるなら微笑ましいが、控えめに言って、あまり見たい光景ではない。
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