板野友美が「750万円返せ」と訴えられていた 本人は「未熟であったことを反省」【スクープその後】
「板野についての質問はご法度」
「高津監督は、高橋を2軍時代から手塩にかけて育ててきました」 とはさるスポーツ紙のデスクである。 「何とか将来のエースに育て上げたい。だから、野球以外のことで高橋がチヤホヤされるのを極端に嫌がるんです。われわれが高橋を取材する際は、板野についての質問はご法度。彼女と絡めた記事を書くことも禁止です」 高橋の起用法を「ヘビロテ」とAKBのヒット曲と絡めて見出しを付けた社は球団から呼び出され、板野について高橋にコメントを求めたテレビ局は逆鱗に触れた――繰り広げられる神経戦を本誌(「週刊新潮」)も報じているが、板野ご本人はどこ吹く風。冒頭のように、夫のフル活用に忙しいのだ。
取締役が退任
そんな板野について、まだ知られていないトラブルがある。 「ともちんがビジネスパートナーともめたという話は聞いていましたが、訴訟にまでなっていたとは……」 とは、さる板野の知人だ。 実は彼女の経営するコスメ会社が、かつての共同経営者から訴訟を提起されているのだ。 その会社の名は「bebe cosmetique」(以下、ベベ社)。設立は一昨年で、代表を務めるのは「高橋友美」、つまり板野その人だ。原告は、「HAAB SKIN」(以下、ハーブ社)という、これもまたコスメ会社である。 「ともちんは妊娠中、肌荒れに悩まされ、それをきっかけに化粧品を作りたいという思いが募ったとか」 と知人が言う。 「でもノウハウがありませんから、AKB関係者の仲介でハーブ社と組み、一緒にベベ社を立ち上げました。が、1年と少しでハーブ社側の取締役が次々と辞めてしまったとうわさになっていたんです」 実際、ベベ社の登記簿を見ると、昨年1年で5人いた取締役のうち4人が退任。現在、取締役は代表の板野のみとなっている。
債務を立て替えたが…
そして訴訟が提起されたのは、この3月。訴状などによれば原告・ハーブ社の主張は大要こうだ。 〈ベベ社は、ハーブ社及び、板野の父が代表、板野自身も取締役を務める「TOMO.73」(以下、TOMO社)とがそれぞれ250株ずつ出資して設立した会社である。しかし昨夏、板野とハーブ社の間でトラブルが起き、ハーブ社が共同経営から撤退することになった。それに伴い、ベベ社はその前年、ハーブ社から借りていた750万円とその利息分を返金することになった〉 この時点で、ベベ社の口座はハーブ社側が管理していた。そのため、ハーブ社側のスタッフが昨年8月、ベベ社の口座から当該の返金手続きを行うことになったのだが、訴状にはこうある。 〈返金にあたり、板野サイドはやはりその前年、ベベ社がTOMO社から借りていた750万円も同時に返金することを求めてきた。そのため、ハーブ社のスタッフは、8月10日、ベベ社の口座からハーブ社とTOMO社にそれぞれ750万円と利息分の振込手続きを行った〉 ところが、 〈ベベ社の口座は1日の振込上限額が1千万円だった。そのため、TOMO社への振り込みができなかった〉 やむを得ず、ハーブ社のスタッフは、 〈自身の会社の口座からTOMO社に750万円とその利息分を振り込んだ〉 これはすなわち、本来、ベベ社の債務であるものをハーブ社が立て替えたことになる。