【MLB】 カブスが後半戦2連敗スタート 負け越し6でデッドラインは売り手か 鈴木は2四球2三振
【ダイヤモンドバックス3-0カブス】@リグレー・フィールド
日本時間7月21日、カブスはダイヤモンドバックスとの3連戦の2戦目を迎え、3対0で完封負け。ダイヤモンドバックスは5回にアレック・トーマスとコービン・キャロルの2本塁打で3点を先制。エースのザック・ギャレンが5回無失点と粘りのピッチングで7勝目(5敗)を挙げ、ブルペン陣も無失点でリードを守った。カブスのカイル・ヘンドリックスが8敗目(2勝)を喫している。カブスの鈴木誠也は2打数無安打2四球だった。 【動画】復活の兆し?ダイヤモンドバックス・キャロルの2ラン本塁打(MLB.comより) ダイヤモンドバックスは5回、一死から8番アレック・トーマスが3号ソロを放って先制。さらに四球を挟んで1番コービン・キャロルが6号2ランでリードを3点に広げた。ダイヤモンドバックス先発のギャレンは毎回走者を許す不安定な投球。しかし、5回に迎えた無死2・3塁のピンチではカブスの3番鈴木と4番イアン・ハップから連続三振、さらに四球で二死満塁としながらファーストゴロで切り抜け、エースの意地を見せた。ダイヤモンドバックスはその後もケビン・ギンケル、ジャスティン・マルティネス、ライアン・トンプソン、ポール・シーウォルドのリレーでリードを守り抜き、3対0で完封勝利を挙げた。 カブスは先発のベテラン、ヘンドリックスが試合を作ったが、打線が援護できなかった。カブスは前半戦を8勝3敗で締めくくり、トレードデッドラインでは買い手に回る可能性も囁かれていた。しかし、ワイルドカードを争うダイヤモンドバックスとの後半戦最初の2試合に連敗。負け越しは6に膨れ上がり、中地区最下位から抜け出せていない。カブスは複数年の契約を残す選手が多く、トレード市場で積極的に選手を売りに出すことはなさそうだ。しかし、トレード市場では売り手に回り、白旗を挙げる可能性が高まってきている。 カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場。第1・2打席は四球、第3打席は無死2・3塁のチャンスでハーフスイングを取られて空振り三振。第4打席も空振り三振に倒れた。今季成績は、打率.265、出塁率.337、OPS.807となっている。